- 河野太郎が会見するまで、これといった議論もなく、保険証廃止が決定されていた。これ、恐ろしいことですよ。
河野大臣が保険証廃止って言い出すまで、厚労省もデジタル庁も廃止についての検討を全くしていなかった。#マイナンバーカード #マイナ保険証https://t.co/Fuc2phZA3D pic.twitter.com/jC06wuWZIA
— 𝐄𝐌𝐈𝐋 (@emil418) 2023年9月28日
去年の秋ですね、従来の保険証を廃止という方針が出た、会見で河野大臣がおっしゃったわけですけれども、そのことについて、審議会では議論はあったんですか?
デジタル庁
ありませんでした。はい。
ちょっと信じられないんですけども、厚労省の審議会ではさすがに、これ、保険局の審議会では議論したんですよね? 事前に。
廃止についての審議というのは、それまでの閣議決定されているようなものについての報告などはあったかもしれませんけれども、承知をしてございません。
10月13日に、河野大臣が会見で「廃止」って言って、驚いちゃったわけですけれども、その前日の10月12日、あるいはその前の9月29日にも、関係省庁会議が開かれているわけですね。そこでは、「廃止」を目指すかどうかじゃなくて「廃止」すると、そういう話はいっさい出なかったわけですか?
保険証の一体化について期限であるとか、あるいは原則を外す、外さないというふうな、個別具体的な議論はなされていないと。
ちょっとあり得ない意思決定だと思うんです。つまり、戦後日本が誇るですね、国民保険、国民皆保険制度根幹の保険証をなくすっていう大事態、多分、一年くらい審議会で議論して、廃止の是非を侃々諤々ですね、多分、廃止するなってなると思うんですけれども、審議会で保険局の、それも一切無く、しかも前の日の省庁の、厚労省も入ったいろんな役所が入ったところでも、そういう議論は、まあ頑張りましょうって議論はあったけれども、そういう6月の閣議決定を変えるという議論もなく、翌日、突然そういうふうになっちゃったっていうのは、意思決定としても瑕疵がある。