- 河野太郎、現場の声を聞け。
- 保険証廃止を撤回せよ。
全国保険医団体連合会(保団連)は20日、「マイナ保険証」の利用を巡るトラブルの実態調査について途中集計の結果を発表した。医療機関のカードリーダーのエラーなどで保険資格確認ができず、患者に「いったん全額請求」した事例が265医療機関で少なくとも510件あったという。
10月1日以降、58.4%の医療機関が「トラブルがあった」と回答。具体的には、複数回答で「名前や住所で『●』が表示される」(68%)、「資格情報の無効がある」(49%)、「カードリーダーでエラーが出る」(39%)、「負担割合の齟齬(そご)」(14%)など。
「負担割合の相違や資格なしトラブルは、患者さんに怒鳴られる医療機関、無駄な時間と手間を取られる患者双方にとって実害。河野太郎デジタル相が会見で『これまでの負担誤りについては修正されている』などと言っているが、総点検後も業務の支障となる現場のトラブルはなくなっていない」