- 赤旗より
協力けんぽの担当者は本紙取材に、ひも付け未完了の理由として、加入者本人や勤務する事業者がマイナンバーを同協会に提出していないことを原因の一つにあげています。
しかし、勤務先の事業者や健康保険組合などに、マイナンバーを提出することは義務づけられていません。出すかどうかは、加入者本人の意思です。
また河野太郎デジタル相は総点検の中間報告をした8日の会見で、「制度の登録の申請をする際には、マイナンバーの記載を明確にする省令等の改正をお願いしております」とのべました。これまでの誤登録やトラブルが相次いだことについて、本人がマイナンバーを提出しなかったことに原因を求めるのは本末転倒です。
本来、マイナンバーの提出やマイナンバーカードの取得は本人の判断によるもので強制ではありません。にもかかわらず、それが義務かのように政府がゴリ押しするところにトラブルの根本原因があります。
- 時代遅れの頭脳のまま利権沼に墜ちた、愚かな政治家たちが、国民の生命を吸い取る。
- そんな政治家を嬉々として選び続けている国民も時代遅れな間抜けってことだろうな。
全国民には既にマイナンバーが振られており、システム連携さえしっかりすれば制度はすぐにスタートできる。本人確認の方法はさまざまなので、カードがなくても何の問題もなくシステムの運用が可能だ。
制度を設計した日本政府内部の担当者やマイナカード導入を強く主張している論者は、カードという物理的なモノが存在しないと本人確認ができないと考えている可能性が高い。
ハード(ハコモノ)という物理的なものにとらわれ、その上位に来るソフトウエアに思考が及ばない