- 愛知弁護士会の会長声明が素晴らしい。マイナ保険証のダメなところが完全網羅されている。これを読めば、何がダメなのか、よく判るはず。「なりすましが〜」とかバカな事をいってる人は特に読みなさい。まあこういうの読まないから、「なりすましが〜」とか言ってんだろうけど。
マイナ保険証への原則一本化方針については、次のとおり、国民のプライバシーを侵害し、また、特に高齢者や障害者らについて現行制度よりも保険医療を受ける機会を奪ってしまう懸念がある。
マイナ保険証への一本化は、わが国の「国民皆保険」制度の下、国民にマイナンバーカードの取得を事実上強制するものであり、この任意取得原則の趣旨に反する。
マイナンバーカードに紐づけられる情報が増大し、マイナポータルで閲覧できる情報も増加するということは、マイナンバーカードとパスワードを第三者が手にすれば、なりすましによりマイナポータルにアクセスされ、医療情報に限られない極めて広範な個人情報が不正に閲覧されて、悪用される危険にさらされる。
誰にでも資格確認書を発行することは、「当分の間」の「経過措置」とされているに過ぎない。これでは、経過措置をとりやめることで、政府はいつでも容易に資格確認書の発行を例外的な措置と位置づけることができ、結局、マイナンバーカードの取得を事実上強制することになる。
マイナ保険証は、被保険者(国民)が市役所等に出向いてマイナンバーカードの交付を申請し、パスワード等の登録を行わなければ交付されず、保険証として利用できない。そのうえ、マイナ保険証に利用する電子証明書を更新するために、最低5年に一度は更新申請手続が必要になる。この点で、マイナ保険証は、かえって国民に負担をかけ不便を強いることにもなる。
マイナ保険証は、申請行為やパスワード管理が必要となるため、高齢者、障害者らの中には、マイナ保険証の取得や管理、更新が困難となり、その結果、保険医療が受けられなくなったり、また、パスワードやカードそのものの管理が不十分で、個人情報や財産に対する危険にさらされたりする者が現れる危険性がある。
政府に対し、マイナ保険証への原則一本化方針を撤回し、現行の健康保険証の発行を存続させることを求める。
- それな。
聞かれたことに答えられないアホよくこんなんで総裁選出馬するよな🤔 pic.twitter.com/0VAF25On4q
— 缶ツルコ (@am_z2h) 2024年8月18日