岸田氏は来秋に予定している健康保険証の廃止に関して「予定通り実施」を表明した。これまで散々、「(廃止は)国民の不安払拭が大前提」と繰り返してきたにもかかわらず、である。
点検結果の公表は12月上旬の方針だったが、まさかの国会閉会の前日。国会審議ができないタイミングを狙いすまし、裏金疑惑のドサクサに紛れて公表するとは何とも悪辣だ。
保険証が廃止された場合の受付業務について、回答があった1000件の医療機関のうち59%が「今も混乱しており、廃止後は受付業務に忙殺されると思う」と回答。「診察の待ち時間が長くなると思う」が44%だった。
河野大臣は『不安を払拭するための措置を取るということで、措置を取りましたので、(健康保険証を)廃止いたします』と屁理屈をこねていました。また、『イデオロギー的に反対される方はいつまで経っても、不安だ、不安だとおっしゃる』とも。保険証廃止に不安を抱える医療現場の声に耳を貸さない河野大臣の本音でしょう。総点検は『不安払拭のための措置を行った』というアリバイづくりに過ぎません」
不支持率8割の政権が、
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2023年12月13日
利用率5%以下のマイナ保険証を強制する。
これが独裁政治でなくで何なのか? https://t.co/s2mqxzoPpH