Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

従え、賛成しろ、払え これが希望か?

  • 本物かどうかはともかく、こんなものが出てきてしまうほど、世の中は混乱している。改正内容を記さずに「憲法改正への賛成」を強要する恐ろしさ。

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  • 自民、希望ともに「改憲」をもはや隠そうともしていない。いずれにせよ勝負に勝てるとみこんだからだろう。
  • 日本会議をバックとした改憲運動家がいかに恐ろしいものかは、T.Katsumi氏のツイートにその一端がまとめられている。

 

 

 

 

 

絶対に勝てる勝負

  • 結局はそれがやりたいだけなのだろう。あとは付け足しに過ぎない。
  • それにしても、自民党を攻撃すれば、希望の党が勢力を強め、希望の党を攻撃すれば、自民党が勢力を強める。第三の選択をすれば、自民党希望の党が結託して勢力を強める。絶対に勝てる勝負とはこのことだ。誰かの企みなのか、偶然がもたらした結果論なのか。いずれにせよ、日本は天に見放されている。

自民党は2日、衆院選公約を発表した。9条を含む憲法改正原案を国会に提出、衆参両院で3分の2以上の賛成を得て発議し、「改憲を目指す」と明記したほか、2019年10月に予定される消費税増税の増収分による「全世代型社会保障」への転換などを柱に据えた。危機をエスカレートさせる北朝鮮への対応も挙げ、政権担当能力をアピールした。
 公約は、(1)北朝鮮への圧力強化(2)アベノミクス加速によるデフレ脱却(3)生産性革命による所得向上(4)教育無償化の推進など高齢者中心の社会保障からの転換(5)震災復興を含む地方創生(6)自衛隊の根拠規定追加など4項目を中心とする改憲―で大枠を構成。2日の臨時総務会で了承された。
 首相は公約の前文で北朝鮮危機と少子高齢化を挙げ、「二つの国難を前に、政治は明日を守り抜く重大な決断と実行力が問われている」と指摘。安全保障の取り組みや経済分野の実績を強調することで、衆院選目前に結成された希望の党などを念頭に差別化を図った。
 自民党が公約で改憲を前面に打ち出すのは初めて。重点4項目は首相提案に基づき、9条のほか教育の無償化、緊急事態への対応、参院選挙区の合区解消を掲げた。ただ、具体的な条文案は示さず、首相が明示した20年の新憲法施行など期限も盛り込まなかった。 
 少子高齢化対策として、人工知能(AI)など技術革新を活用した「生産性革命」と、教育無償化など「人づくり革命」を進める方針を明記。生産性革命には、長時間労働是正や同一労働同一賃金の実現など「働き方改革の実行」も掲げた。
 人づくり革命では「子育て世代への投資を集中する」と表明。3~5歳児を対象にした幼稚園・保育園費用の20年度までの無償化や、低所得層向けの高等教育無償化を打ち出した。これに関連し、国・地方の基礎的財政収支プライマリーバランス)の黒字化を訴えたが、従来掲げた「20年度まで」の目標は削除した。
 また、原発再稼働の方針を明示。「原発ゼロ」を訴える希望との立場の違いを明確にした。
 ◇自民党公約ポイント
 一、9条改正などを国会発議し、改憲目指す
 一、20年新憲法施行の目標明記は見送り
 一、消費税増収分で全世代型社会保障に転換
 一、教育無償化などで少子高齢化に対応
 一、基礎的財政収支20年度黒字化の目標削除
 一、北朝鮮危機に圧力強化で対処
 一、原発を再稼働

 

  • 日本の滅亡は確定的だが、その起点が桝添前都知事の公用車にあると私は考えた。しかし、そうか、猪瀬氏のバッグに5000万円が入らなかったことがすべての始まりか。なるほど。 

 

独裁者とのキャッチボール

 

阿比留 瑠比 (9月27日 19:16)  

這い寄る混沌、小池都知事

 

と言っていた人が……

 

阿比留 瑠比 (10月2日)

前原氏が、民進党希望の党への合流を提案するとの情報が駆け巡った先月27日夜、民進党議員らははしゃいでいました。政権交代だとか安倍首相はとうとうおしまいだとか、交代までいかずとも安倍首相の自民党総裁3選はなくなったとか、高揚感にあふれていました。はっきりいって調子に乗っていました。

 それからわずか数日後の彼らは、希望の党の公認を得られるかどうか不安にかられ、怯えていますね。また、すでに排除が決まった人たちは、つい最近まで小池氏を持ち上げていたのにヒステリックな小池批判を始めましたね。

 言葉遣いは悪いですが、正直、ザマアミロという気分を禁じ得ません。人間ができていないものですみません。

 

こうなっている。この記者の方に恨みも尊敬の念も何もないのだが、とにかく判りやすいので。 

  • 恐ろしいのは、9月27日から10月2日までのわずかな間に、なぜこれだけ小池氏への評価が変わったのか何の言及もないことだ。その間に書かれていることは、ただひたすら、民進党の人々を小馬鹿にし揶揄し、貶める記事だけ。
  • 好き好き安倍先生以外、目に入っていない典型だ。
  • 「排除」や「選別」といった言葉を投げつけた独裁者に対し、「ザマアミロ」で応える。見事なキャッチボールが既に成立している。

 

たまには自分の本の宣伝もしたら? と言われるのだが……

  • Twitterアカウントを凍結された菅野完氏は、しばらくFacebookなどを通じて発信をされていましたが、結局、FBも性に合わんかったらしく、とうとう、メルマガを始められました。平日だと平均2-3本送られてきて、これがなかなかに面白い。値段設定など賛否あるでしょうが、最新メルマガで、「宣伝してくれ!」 とあったので、菅野完デジタルストアのURLを。興味ある方は、ここからメルマガの申しこみなどができます。

tamotsu008.stores.jp

政権にエサを貰い受信料を払っている人にクソを垂れる

  • 遠からず憲法改正を問う国民投票は実施されるだろう。その際の問題点。
  • 運動費用もそうだし、何より、マスコミが政権の犬なのであるから、発議されてしまえば、もう止めようがないと感じる。特にNHK。今回の解散騒動でも、存分に犬っぷりを発揮し、政権からのエサを食らい、受信料を払っている人々にクソをタレている。

点検・国民投票制/4止 CM・広告費、青天井 運動の自由、改憲派に有利?(毎日新聞 2017年5月6日)

 3月8日、民進党憲法調査会の総会が国会内で開かれた。「国民投票に残された課題があるのは間違いない。その認識を共有することが国会の憲法審査会での議論の前提になる」という枝野幸男調査会長のあいさつの後、南部義典元慶応大講師は講演で、国民投票運動のCM規制の問題を提起した。

  国民投票法は、国民投票の14日前から、テレビやラジオで改憲案への賛否を勧誘するCMを流すことを禁じている。裏返すと、賛成派も反対派もそれまでは自由にCMを放送できる

 どんな事態が予想されるか。前例がある。2015年5月に行われた「大阪都構想」への賛否を問う住民投票だ。

 

 当時大阪市長だった橋下徹氏が「憲法改正の予行演習」と位置付けた住民投票は、戸別訪問が禁止されたことなどを除けば、国民投票運動と大きな違いはない。大阪維新の会(当時)は、橋下氏が登場するテレビCMを告示前の4月中旬から投票日まで精力的に放送した。同党は政党交付金を原資に、数億円を広報費につぎ込んだとされる。一方、自民党大阪府連など都構想に反対した陣営は合計でも数千万円。連合幹部は「資金集めに苦労した。消耗戦だった」と振り返る。

 結果は反対が賛成をわずかに上回ったが、大接戦になった要因として、多くの関係者が維新の資金力を挙げた。住民投票直前の政府の副大臣会議でも「運動費用に制限がないのは問題ではないか」と話題になったほどだ。

 全国規模の国民投票運動では、陣営の資金力が一層ものを言うだろう。

 自民党本部の収入は257億円(15年分)で3年連続のトップ。そのうち企業・団体献金は23億円で、総額の9割が同党に集中している。国会の議席だけでなく、資金面でも「1強」状態だ。「20年の新憲法施行」を目指す安倍晋三首相のもと、同党が国民投票運動に全力を注ぐことは容易に想像できる

 国民投票法に詳しい南部氏は「現行制度は改憲派に有利だ。CMに一定の制約を課すべきだ」と語る。欧州連合(EU)からの離脱を問う英国の国民投票は、運動費用として1万ポンド以上を出す場合には選挙委員会に登録が必要で、70万ポンドの上限もあった。

 一方、改憲案が発議された後、国会議員を委員とする「国民投票広報協議会」が行う放送や新聞広告に関しては、賛成派と反対派を平等に扱うことになっている。与党関係者は「改憲案が国会の3分の2以上の賛成で発議されることを考えると、護憲派にかなり配慮した規定だ」と指摘する。

 憲法は第96条で改正の最終判断を国民に委ねている。国民投票法が規制を必要最小限にとどめたのはこのためだ。「課題はあるが、規制しすぎると国民投票の特徴が失われる」という意見もある。それでも、結果の正当性が揺らがないよう、今から制度を点検しておく意義は小さくない。

 

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 総選挙を前に安倍晋三首相がテレビを使って自らを都合よくアピールする一方で、放送局側はやられっぱなしになった。「国難突破解散」について記者会見を行った9月25日月曜日。会見終了直後に官邸を出た安倍首相は、永田町のザ・キャピトルホテル東急に移動し、レストランで後に控えたテレビ出演について秘書官らと入念な打ち合わせを行った。
 その後、首相はNHKテレビ朝日、TBSと三つの放送局を梯子して、それぞれ20~30分程度出演し、今回の解散の理由について説明した。関係者によれば、「官邸からの出演の打診が前週の金曜日にあり、急遽編成をやり直した」という。「官邸からは出演する番組、時間、まずは首相に説明させろ、など一方的な要求が伝えられ、上層部はこれを唯々諾々と呑んだ」(民放関係者)。蓋をあければ、首相は森友学園問題などに関する質問にろくに答えず、自らの正当性を主張しただけの「電波ジャック」(同前)に終わった。
 一方で、「今回も政府・与党から、『公正な選挙報道を求める申し入れ』が行われる」(民放政治部記者)見込み。特に選挙期間中の報道について、放送法を盾に脅す」(同前)。放送局側はこれも無批判に受け入れる。
 既に事実上の選挙戦が始まっているにもかかわらず、都合のいい話をまくし立てるだけの安倍首相を出演させるほうが「よほど偏向番組」(前出民放関係者)である。弱り目の安倍官邸だが、放送局への睨みは健在だ。

 

  • 私はすっぱりと忘れていたが、覚えている人もいる。NHKの腐り始めの時期だ。

 

いずれ排除される。

  • 出てきますなぁ。

anonymous-post.com

民進内では「安保とか消費税とか(希望には)乗れない」との声がくすぶり、総会出席者からも「野党として相手の自己保身を攻めていくのなら、
自分たち(の問題)を棚上げすることはできない」との声が上がった。前原氏は、公認や政策について「小池氏と調整する」「私に任せて頂きたい」と繰り返さざるを得なかった。

ただ、こうした意見は少数派だ。希望の公認を民進として強制的に一括申請する形を取ることで、これまでの主張との整合性を問われたり、希望側から拒まれたりしても「党の決定に従っただけ」と弁解できる余地を残したからだ。

民主党政権で首相として消費増税の必要性を訴えてきた野田佳彦前幹事長は「執行部の判断に従う」と記者団に説明。

社民党出身の阿部知子氏は「安保法制がどうとか、憲法観が違うというのとは別に、私は小池さんとも十分やっていける」と語った。

  • 排除とかリセットとか、まあ言いたい放題だが、これ多分、主語は「私が」なんだろうなぁ。恐ろしい人だなぁ。なんといってもAiだもんなぁ。
  • これはつまり、いつの日にか、「私はミステリーなんて何の役にもたたないと思います。こんなのを読んで、人を殺したくなったらどうします? 私は嫌いです。排除します」と言いだす可能性はゼロではない。
  • 「ミステリーなんて読んでいたんではダメなんですよ、皆さん」とか言いながら、「ミステリーはダメを閣議決定」とかやっていた安倍時代がなつかしく思いだされる日も来るかもしれない。

「リベラル派は排除する」希望・小池百合子代表が明言(産経新聞)

新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、希望の党からの出馬を望む民進党の立候補予定者の絞り込みについて、「リベラル派を『大量虐殺』するのか」と問われ、「(リベラル派が)排除されないということはない。排除する」と言い切った。
 その上で、小池氏は「安全保障、憲法観といった根幹部分で一致していることが、政党構成員としての必要最低限」と重ねて強調した。

 

  • 「お判りいただけないのであれば、残念ですが、連合を排除します」

連合会長 小池都知事による「排除」の考えに不快感(NHKニュース)

連合の神津会長は、民進党の前原代表と会談したあと記者団に対し、衆議院選挙に向けて、希望の党が進める民進党出身者の公認調整について、基本的には全員が公認されるべきだとして、東京都の小池知事が排除もあるとしていることに不快感を示しました。

民進党の最大の支持団体である連合の神津会長は30日、民進党本部を訪れ、前原代表と会談し、衆議院選挙に向けて希望の党が進める民進党出身者の公認調整をめぐって意見を交わしました。

このあと神津氏は記者団に対し、「状況がわからないので、どういうことになっているのか聞きに来た。基本的には、『選別』とかいうのではなく、私たちの仲間が1つの塊になり、『できるだけ、みんなが行く』ということがいちばん、望ましい」と述べました。

一方、神津氏は、民進党出身者の公認をめぐり、希望の党の代表を務める東京都の小池知事が、安全保障政策や憲法観で一致しなければ排除する考えを示したことについて、「それはおかしいのではないか」と不快感を示しました。

 

だからクズと呼ばれる。

  • つまりは権力を私物化して、日本をダメにしているのって、安倍首相というわけではなく、日本会議であると感じている。とはいっても、現在の状況においては、こんな話題、吹けば飛んでいく。

 

 

  • そしてさっそく、やり玉に挙げられる議員が。今のままでいくと、今後、こういうことは増えるだろうなぁ。こういう風見鶏的な軽さが、日本会議をはじめとする運動家の人々にはない。何があろうと、目的に向かって邁進する。そのためであれば、ハガキを何枚も書き、苦情の電話を何本も入れたりする。そりゃあ、負けるわな。

snjpn.net

 

  • そして、そんな流れが、ほんの一時、消沈していたこの手の人を勢いづかせてしまう。小池氏への舌鋒が判りやすいどソフトに。記者がこんなことでいいのかよとも思うが、だから頭に御用とつくのだろう。ただ、民進党議員へのコメントに限って言えば100%正しい。

阿比留 瑠比氏のFacebookより

 

 私は小池都知事自由党議員時代から、ある程度見てきたので、そう高く評価はできません。ですが、意図してかどうか、こうした状況をつくったことには敬意を表します。

 

 政治家の多くは所詮そんな人たちだと知りつつ、希望の党に入りたいだけで憲法改正反対も安全保障関連法は違憲だも言わなくなった民進党議員は、クズだと感じてしまいます。