- 本物かどうかはともかく、こんなものが出てきてしまうほど、世の中は混乱している。改正内容を記さずに「憲法改正への賛成」を強要する恐ろしさ。
- 自民、希望ともに「改憲」をもはや隠そうともしていない。いずれにせよ勝負に勝てるとみこんだからだろう。
- 日本会議をバックとした改憲運動家がいかに恐ろしいものかは、T.Katsumi氏のツイートにその一端がまとめられている。
新党「希望」の代表,小池都知事が自民党に在籍したいた頃に,「自民党憲法改正草案」が作成された。いくら自民党が草案はベースにしないと取り繕っても,党の公式な発行物として作成されたこの憲法草案に,自民党の改憲に対する基本姿勢が表れている。立憲主義の濫用だ。
— T.Katsumi (@tkatsumi06j) 2017年10月2日
「自民党憲法改正草案」は,立憲主義(最高法規規)を逆手にとり,立憲主義のもう一つの原則である個人の尊重(権利)を縮小する内容となっている。つまり,個人の権利が国家より上位にあり不可侵な自然権として存在するという天賦人権説の否定だ。https://t.co/OqEQKZEqDE
— T.Katsumi (@tkatsumi06j) 2017年10月2日
「自民党」と「希望」の改憲思想の根幹は,「国権の最大化」にある。つまり国粋主義である。個人を尊重する現在の立憲主義を否定し,個人を矮小化しつつ最高法規としての特性を生かす「偏った立憲主義」により,国家の権利を最大化し正当化することが目的なのである。立憲主義の濫用たる所以だ。
— T.Katsumi (@tkatsumi06j) 2017年10月2日