医療機関のうち8割弱でトラブルがあったと発表
現行の健康保険証の新規発行が終了しマイナ保険証に移行されるが、同協会は「当面の間、現行の健康保険証との両立が必要
「現状のまま利用者数が増えると医療機関窓口は混乱を来たす可能性が高い」
トラブル別(複数回答可)では
「名前や住所が黒丸で表示」が0.16ポイント減の80.45%
データ登録に誤りがある場合などに表示される「資格情報の無効」が8.06ポイント増の56.02%
「カードリーダーの接続不良・認証エラー」が11.04ポイント増の46.24%
更新必要件数増加に伴い、多発する可能性
「受け付け業務に忙殺される」は6割を超え、「診察の待ち時間が長くなる」も4割超だった。
「このまま強制的に進めるのが本当に良いのか。いま一度考え直していただきたい」
「見るだけ、理解するだけでも、うんざりする」
関西にある大手食品会社の健保の担当者は、そうため息をついた。健保加入者の情報の点検で、厚生労働省などから届いた事務連絡や手順書といった指示文書についての嘆きだった。
その文面はどれも丁寧な”お願い”だが、内容は「もう1回点検し直せ」というものだ。 この担当者は、「わが社の被保険者(従業員)数は約3000人で扶養者(家族)も含めると扱うデータは約5000人分になる。その管理を私ともう1人の2人で担当する」と説明する。点検をやり直せと言われても、簡単ではない。
安心してください。使えますよ!
— 保団連(全国保険医団体連合会) (@hodanren) 2024年11月26日
今の保険証は12月2日以降もそのまま使えます。
マイナ保険証を作らなくても、保険証とほぼ同様の「資格確認書」が送られてきます。 https://t.co/CnGqTy4RvU