「保険証残せ」の国会正門前行動。 pic.twitter.com/3yHweNm0ZW
— 伊藤岳 (@gaku_ito) 2024年11月28日
「なぜ、国民の混乱と不安が続くのか。今まで黙っていれば届いていた保険証をむりやり、なくそうとするから、国民の混乱が途絶えなく続くのではないでしょうか。現場のお医者さんにきいたら、お薬の処方履歴は、お薬手帳を持ってきてくれれば判りますと、言ってます」
「マイナ保険証のトラブル続き、マイナ保険証の使い方が判らない、そういう方々の対応で、一人分の職員を増やさなくてはいけないような、現場の混乱が生まれているじゃありませんか。もう皆さん、政府の言うメリットがまったく成り立たないのは、はっきりしたのではないでしょうか」
「国民の利便性向上のためではなかった。ビッグビジネスを生みだして、財界・大企業の儲けのタネにしよう、ここにこの問題の本質があると思うんですよね」
「経団連は繰り返し言っています。マイナ保険証に国民の保険情報が紐付けば、データが集まれば、これを活用して、ビッグビジネスになると言ってますよ」
「国民のためにならない、ビッグビジネスを育ててやるためだけの、マイナ保険証の一本化、断じて許すわけにはいかないのではないでしょうか。現行の保険証を残すことが、もっとも確実で、簡素に安心して医療を受け続けられる道だと私は思います」
マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」への移行に伴い、12月2日から現行の保険証は新規発行されなくなる。マイナ保険証を持たない人には「資格確認書」が交付されるが、不安を抱く人たちからは「保険証を残せばいいのに」との声も。なぜ廃止が前提なのか。
政府・与党内にさえ十分に理解が浸透しているとは言いがたい現状。わざわざ制度をややこしくせずとも、保険証を無期限で残しておけば混乱は最小限に収まるのでは?
そんな疑問の声に、ある政府関係者は「政府としては全国民にマイナ保険証へ移行してほしい」としたうえで、こう本音を漏らした。「そもそも保険証に不便を感じている人は少ない。ならば『使えなくなる』ことをきっかけに移行を促したい」