健康保険証が週明けの来月2日から、新たに発行されなくなる。
政府は、手元にある保険証は有効期間内であれば最長1年利用でき、マイナンバーカードに保険証機能をもたせた「マイナ保険証」を持たない人や75歳以上の一部には、最長5年間有効の資格確認証が届くとしている。
受付体制が十分でない医療現場もあり、混乱や受診への影響が懸念
国民に便利な保険証制度を拙速に組み替え、ろくな議論もないまま見切り発車で進める政府の乱暴さ
保険証の廃止は2年前、当時の河野太郎デジタル相が唐突に表明した。保険証を取り上げる形で、「任意」であるカード取得を事実上義務化する強権的な手法だ。
来年3月には運転免許証機能を持たせた「マイナ免許証」の運用を始めるが、政府は現行免許証との併用を認める。ならば、保険証の併用もできよう。
現在、多くの人が利用しているいわゆる紙の保険証は12月2日に新規発行が停止されます。
発行は停止されるもののすぐに使えなくなるわけではなく、加入している保険組合などで異なりますが最長で1年間使えます。
マイナンバーカードを持っていない人や、マイナ保険証の利用登録をしていない人などには資格確認書が送付されます。
マイナ保険証を受け付けで読み込む際に名前が文字化けしたり資格情報が無効と表示されたりするなどのトラブルが7割の医療機関であった
現行の保険証については廃止に賛成は1割も無く「延期すべき」「残すべき」という回答が計9割を超えました。
急激に日にちを区切って保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化するという強引なやり方になると現場で混乱が起きてしまう。まずは保険証を残しつつ、ゆるやかに進めていただくのがいいのではないか
「現行の保険証については12月2日からではなく、半年後1年後でもいいので廃止を延ばしてほしい。それが現実かなと」
⚫何故、政府は利用率15%程度の任意であるはずのカードを推進するのか。
— よしふみ…ᕙ(⇀‸↼‶)ᕗ (@yoshifumi660722) 2024年11月25日
⚫何故、ありとあらゆる個人情報を一枚のカードに集約するのか。
⚫何故、個人情報を政府が監視管理する必要があるのか。
政府の最終目的が何なのか、想像できませんか?#憲法改正反対 @shigeruishiba pic.twitter.com/wulwxKkpyB