- 政治家の失言というのは、「本音の吐露」でもある。今回の場合、バカな安倍の頭には、「エレベーターが必要な人々の存在」のことなど微塵もなかったのだろう。これの原稿を書いたヤツの頭の中も同様だ。全体で腐っている。
G20で首相が「大阪城にエレベーターを付けたのはミス」と放言。驚くべきは「用意された原稿だった」という事。
— 石垣のりこ (@norinotes) June 30, 2019
エレベーターが必要な人々の存在を排除するような笑えない冗談に、首相本人を含む官邸の関係者は誰もNGを出さなかった。
国家レベルの仕事としてお粗末すぎる。https://t.co/a7NpcqtT3U
28日の会合を終え、大阪城公園内の大阪迎賓館で開かれた夕食会で、乾杯の音頭に立った安倍首相は、以下のようにあいさつした。
みなさま、改めまして、ようこそ大阪にいらっしゃいました。ここ大阪は4世紀ごろに仁徳天皇により都に定められ、その後商業の街として発展してきました。大阪のシンボルである大阪城は最初に16世紀に築城されました。石垣全体や車列の通った大手門は17世紀初めのものです。
150年前の明治維新の混乱で大阪城の大半は焼失しましたが、天守閣は今から約90年前に16世紀のものが忠実に復元されました。
しかし一つだけ、大きなミスを犯してしまいました。エレベーターまでつけてしまいました。その大阪城を間近に臨むこの場所で、先ほど日本が誇る3名の演者がみなさまのために心を込めて、舞、演奏、そして歌を披露していただきました。
「エレベーターまでつけてしまいました」と語ったのは、一種のジョークとみられる。これに対しTwitterでは「バリアフリーへの理解がないスピーチを行うのはおかしい」という批判の声が上がった。
- 首相が「遺憾」と釈明した同じものを、なぜ官房長官が「モンダイナシ」とできるのか。「モンダイナシ」なら、なぜ首相が「遺憾」というのか。まるで意味をなさない、狂ったヤツら。
安倍晋三首相は2日、大阪城の復元時にエレベーターを設置したのは「大きなミス」とした自身の発言について、自民党の萩生田光一幹事長代行に「(障害者や高齢者が)『不自由でも仕方ない』と聞こえたことは遺憾」などと述べた。萩生田氏が記者団に明らかにした。
首相は6月28日の主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の夕食会のあいさつで、大阪城へのエレベーター設置を「大きなミス」と発言し、「バリアフリーの考え方を理解していない」(共産・小池晃書記局長)などの批判を招いた。
これに対し、首相は2日、自民党本部で萩生田氏と面会し、「(障害者や高齢者の)状況を軽視し、バリアフリー社会に異論を唱えるような発言ではない」と話したという。
菅義偉官房長官も2日の閣議後会見で、「あいさつを読めば、まったく問題ない発言だ。大阪城の歴史的価値と復元の経緯に触れたものであり、批判されるような問題ではない」と述べた。