東京入管の腐りきった自意識というのにも反吐がでるけれど、後段に示したシュナムル氏の勇気ある投稿に対するリプの酷さも一読に値する。これが日本の実情なのだろう。
「そもそも落書きはいかんだろう」ご説ごもっともな突撃に対し、実のところ、有効な反論の手立てはない。入管もそのあたりは判ってやっているに違いない。
Twitterには、「入管の人に会って話をしたら、皆、いい人だった」なる投稿もあった。そう、実のところ、頭の切れる人たちが組織を動かしている。そういつ奴らが算段をした上で、いろいろやっている。だからこそ、始末に終えない。
東京入国管理局(東京都港区)が、近くの歩道に「FREE REFUGEES(難民を解放せよ)」とスプレーで書かれたことに対し「落書きは止めましょう」と公式ツイッターに投稿、批判的なコメントが殺到していることが21日、分かった。「人権侵害への抗議を無視して落書きと言うのはおかしい」といった内容が多く、「炎上」状態となっている。
東京入管によると、スプレー文字は職員が通勤で使う港南大橋の歩道など、少なくとも3カ所に書かれていた。
19日朝に見つかり、東京入管は「表現の自由は重要ですが、公共物です」「少しひどくはないですか」と投稿した。
その落書きは難民への虐待をやめよというメッセージですが、虐待よりも落書きの方が気になりますか? 多くの人たちは入管による難民への虐待など人権侵害をこそ問題と考えていると思いますよ。 https://t.co/Hzk9iyvRLt
— 住友陽文 (@akisumitomo) November 21, 2018
これを固定ツイートにする法務省入国管理局の公式アカウント…。以下、アンサーツイートです。
— Miyuki Nozu (@miyukiest) November 20, 2018
〜人間の無期限収容はやめましょう〜
茨城県牛久市に342人も収容し、最長収容は4年3ヶ月です。外出もネットもできず病気も放置。
在留資格は重要ですが、人間です。少しひどくはないですか。。。 https://t.co/DWzxEZOxXM
人権侵害で批判されてる当事者が、その批判には全く言及せずに、「落書き」という本質と関係のない論点にずらして相手を非難してる。それを固定ツイートにするのは、要は人権侵害への抗議に対する挑発でしょう。そういう対応を役所が繰り出してくるってのがほんとにヤバイよね。
— シュナムル (@chounamoul) November 21, 2018