Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

何もしなけりゃ支持率上がる。首相は楽な商売ときたもんだ。

  • 何もしなければ支持率が上がるおめでたい国民の国だから、安倍のようなものがのさばりまくる。
  • 前にも書いたように、私自身は逃げ切るし、家族にはなるべく日本に頼らない生き方を教えている。こんな未来のない国に子供を預ける勇気が私にはない。
  • でも、まだ手遅れではないだろう。若い人がしっかりと考え、行動すれば、こんな腐ったバカ共の政権なんてすぐひっくり返る。そのためには選挙。そう、選挙って大事。選挙に行きましょう。

 

 

安倍総理の通算の在職日数が6日で2720日となり、初代総理大臣の伊藤博文に並んで歴代3位となった。このまま政権を維持すれば、8月には佐藤栄作を、11月には桂太郎を抜いて“憲政史上最長”となる。ただ、今国会では、総理が出席して行われる予算委員会が、衆議院では3カ月以上、参議院では2カ月以上も開かれていない。この間、日米首脳会談が開かれたり、景気動向指数の基調判断が引き下げられるなどした。野党側は予算委員会の開催を求め続けていて、これらを安倍総理に直接、ただしたい構えだ。自民党の森山国対委員長は先月29日、「予算案が出ていないわけなので、常任委員会での一般質疑でやればいいと思う」と述べている。

 

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衆参の予算委員長は、予算委員会を開会していません。衆院では、3月1日の開会を最後に、98日間も開会されていない状態が続いています。  これは、内閣支持率を下げさせないための目論見と考えられます。これまで、内閣支持率は、国会審議が白熱すると下がり、国会閉会中に上がるといわれてきました。実際、安保法制、森友問題、加計問題、労働問題で、国会審議が白熱した年度前半に、内閣支持率が下がり、そうでない時期に上がる傾向が、見て取れます。  つまり、予算委員会の開会拒否は、政府・与党の選挙対策と考えられるのです。その焦点が、7月の参院選、あるいは噂される夏の衆参同日選をにらんでいることは、疑いないでしょう。

 国会では、定期実施される口頭質問が廃れた一方、不定期に開会される予算委員会がその役割を代替してきました。予算委員会では、首相をはじめとする全閣僚が出席対象となるため、実質的に口頭質問の代わりになり得たからです。  両者の大きな違いは、実施の定期性と恣意性です。口頭質問は、予め実施の曜日と時間を定めることで、議員多数派の意思と関係なく実施でき、首相や閣僚は答弁から逃れられません。一方、予算委員会は、委員長(実際には与野党合意)が開会を決めるため、議員多数派の意思(恣意性)を無視できず、定期開会も定められていません。そのため、開会しない限り、首相や閣僚は答弁から逃れられます

 このような開会状況は改革されなければなりません。予算案可決後の予算委員会が、実質的に口頭質問の役割を代替し、議院内閣制の要となっているからです。改革されなければ、内閣が定期的に国会のチェックを受けることなく、勝手な振る舞いや行政執行が可能になってしまいます。それは、議院内閣制を揺るがす問題です。