人を「生産性」という眼差しで見るのは貧しい思想です。
貧しい目で見れば、子供を作らない、稼ぐことができないような人は、何もできないししていない、価値のない人間に映るのでしょう。しかしそれは人間を考えるに当たって、非常に浅薄な考え方です。
杉田議員や植松被告の目には見えない豊かな世界が人間関係には広がっています。その豊かな可能性を狭めることを許してはいけません。
ただ、そこに居るだけでいい、生きているだけで十分というのが人の命であるはずです。外部から条件なんてつけてはいけないし、つけられるはずがない。そんな貧しい思想を流してはいけないし、許してはいけない。徹底的に戦わなければなりません。
こんなことを説明しなければならない現実に、恐ろしさを感じます。私も怯まずに対抗する声をあげたいと思います。