- 籏智広太氏によるとても良い記事。(https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/kaiken-jimin-souan?utm_term=.fnzGR6ErW#.jwQ35l9D1)
- 憲法改正は頭から否定すべきものでもないと思う。ただ、良い改正と悪い改正がある。自民党のおっさん運動家が目論む改正は、つまりは改悪ということで、断固許してはならない。基本的人権を制限し、総理大臣の権限を強化し、軍隊を持ち戦争ができるようにするのが目的だからだ。
(以下、抜粋)
たとえば、9条はこんな感じに変わる。
「戦争の放棄」という言葉が削られ、「安全保障」になる。「戦力は保持しない」「交戦権は認めない」という言葉も削られるけれど、一方で、「国防軍」を持つことが明記されている。
新しく加えられるのは第9章。
「緊急事態条項」と呼ばれているこの部分では、大きな災害や他国からの武力攻撃があったとき、首相が「緊急事態」を宣言できるとされている。
その宣言がされると、政府は自由に政令(法律)がつくれるようになる。国民は誰でも、政府の指示に従わなければいけなくなる。
- そして、私が個人的に断固許せない改悪。これだけは絶対に阻止したい。
- 家族は互いに助け合わねばならない、なんてものが憲法に規定されたら、子供は地獄だぜ。子供を虐待してくびり殺す親からも逃げられなくなる。仕事より子供の生活より、親の介護が優先されるんだぜ。だって助け合うんだもの。一方で同性婚などは認められていないから、家族にはなれない。一時代前のおっさんどもの願望に耳を貸す必要はない。妄想的な家族主義は絶対に国を壊す。
- 親が子供を助けるのは当たり前。子供が親を助けるかどうかは、子供次第だろう。運動団体のおっさんどもは、そんなに自分の老後が心配かね。それなら、若い人に助けて貰えるように振る舞うべきだ。アホみたいな改憲運動している暇があったら、家の前の掃除でもしたらどうだ?
いまの憲法では個人がメインだが、草案では家族が尊重されている。
「互いに助け合わなければならない」とする文章が加えられるほか、婚姻の成立については「両性の合意のみ」の「のみ」が削られる。