Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

お詫び

風邪のため報告が遅れてしまいましたが、昨日の菅野完様のメルマガ内にある「全文掲載したブログ」というのは、ほかならぬ、このブログのことです。物書きを生業としながら、著作権等に思いが至らなかったことなど、本当に汗顔の至りです。ご指摘をいただいたブログは削除いたしましたが、菅野完様、およびスタッフの皆様には多大なるご迷惑をおかけしましたこと、再度、お詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

 

この経緯について書かれたメルマガは以下に掲載させていただきます。

 

こんばんは。菅野です。
前もって宣言しますが、「今日のこのメルマガだけは全文そのまま完全に転載OK」です。その代わり転載するなら全文転載してね。
短くするので

さて。

非常に気分が悪い。

人間は間違いを犯します。そして間違いをおかしたら謝罪します。
どうも日本の文化って謝罪が下手ですよね。

以下、僕が嫌いな謝罪ランキング

1。直接の被害者への謝罪が済んでいるのに「世間に対して詫びろ」と言い出す奴 and/or 社会的私的制裁がないと謝罪が済んだと思えない奴
2。「世間に対して詫びます」の一言で、被害者への謝罪をしない奴
3。謝罪する前に他人のせいにする奴

1、2、3の順番に、強烈に頭が悪い。
3、2、1の順番に、深刻に根性が腐ってる。

根性が腐ってる人、僕は大好きです。人間味がある。
しかし、頭の悪い人は始末に負えない。なぜか。 単純な話です。「同じ間違いを何度も犯すから」です。

で、昨日今日とこの「謝罪のやり方が下手すぎて頭が悪いことを見せつけ、さらに人に迷惑をかけ悪びれもしない」という愚劣な例をみました。
きむらゆい という人です。この人、とんでもないバカですね。

経緯はこうです。

1。スパコン斎藤のことを書いた私のメルマガ全文を無断で転載するブログがあった
(ほんとはここに経緯1.5が入ります。後述)
2。このブログURLを、きむらゆい氏がツイッターで引用して紹介する。しかもこっちが書いてもないことをコメントつけて
3。当該きむらゆいツイートを、菅野のスタッフが発見。ツイッター上できむらゆいに直接抗議するとともに、ブログ主を割り出しブログ主に厳重抗議
4。ブログ主は当方事務所に直接丁重に謝罪
5。木村ゆい、以下のツイートをして遁走
  以下 全 文 引 用 
  「昨日ツィートしたスパコン斎藤氏に関する菅野氏のプログを転用した記事は本人の承諾を得ずに転載しているとの連絡がありましたので、削除しました。既に多くのRTがされておりました。お詫び致します。転載するからには許可を得るのは常識と思いますが。」


経緯以上。

さて。経緯5をご覧になってわかるように、きむらゆい、僕に謝ってない。僕のスタッフにも謝ってない。謝ってることは「既に多くのRTがされておりました。お詫び致します」の文言から分かるように「既に多くのRTがされて」いたこと。つまり、「ダメな謝り方」の2と3をこの短文で一気にやってる。さらに「転載するからには許可を得るのは常識と思いますが。」の一言で他人のせいにしてまた、「ダメな謝り方の3」を完遂してる。ここまでくると、鮮やかすぎて、バカのロイヤルストレートフラッシュですね。

この経緯について報告を受けた時、怒りというか呆れというか、そんなのが綯交ぜになった感情で腑煮え繰り返って鳩尾のあたりでルイボスティーが沸きましたね。

あのね。こっちは金稼いどるのよ。それをタダで全文転載して、それを引用して「既に多くのRTがされておりました」って何やねんと。で、自分が被害拡大させといて「転載するからには許可を得るのは常識と思いますが。」とは何事かと。

ちなみに、この時点にいたるまで、僕も僕の事務所も僕のスタッフも、木村氏から一切直接の謝罪は受け取ってません。
直接こっそり「ごめんねー」って言うてきてたら、何の問題も波風もたてず許してたのに。

ということで許しません。

あまりにも非常識すぎる。このメルマガが有料であろうと無料であろうと同じこと。他人の文章を無許可で全文引用し、流布するなど、端的にいって人非人。そして人非人であると指弾されているのに、その指弾の来し方を見ずに世間に対して謝るというあやふやなことをしとる。なめとるのかと。

アホなんでしょうね。この理屈がわからんのは。
で、アホな人が多いから「悪いことをした人が出た時」に、アホな人は「悪いことした人が悪いことされた人に謝る」ことよりも「悪いことした人が悪いことされた人ではなく世間に謝る」ことを要求しがちで、そのアホな人のアホな雰囲気に、アホは毒されて「ああ。私も世間に詫びればいいんだー」となるんでしょう。アホかと。

このアホさなんですよ。昨日のメルマガで「日本のリベラルが『日本のリベラルはなぜダメか』を論じたがるダメさ」を指摘したのはまさにこのアホさ。このアホさがダメさの要因。「で、お前、どこにいて、どこに向かって、なにしてんの?」って話です。

まあ穏便に済ませようと思ってたんですけども、さっきその思いも吹き飛びました。

何と木村ゆい、今度は、「第三者に菅野に電話かけさせて謝らせる」という挙に出たんです。
これが上記経緯0.5

僕に電話かけてきた某氏によると、「菅野メルマガを全文転載するブログを見つけたのは自分」とのことで、この人は、「ああ有用な情報がある」と思い、この人の属する規模数200人ぐらいのメルマガで当該ブログ記事を共有したそうです。で、その共有投稿をみた木村ゆいさんが、ツイートしたというのが、経緯。

………知らんがな

知らんがなとしか言いようがない。そんな経緯こっちからは見えんし、見えてたとして、きむらゆいがツイートで共有したことがなくなるわけやない。そして、本件全体経緯で当方サイドが直接抗議した、当該ブログ主と木村ゆいのうち、当該ブログ主だけが直接こっそり謝りに来た(その謝罪は実に丁寧なものだったそうですよ)という片務的な状態が解消されるわけでもない。

何の言い訳にもなってない。

まあアホなんでしょう。しかしアホなんでしょうと捨て置くわけにもいかずね。なんせこっちは銭金の前に、生業である文章をそのまままるっと剽窃されとるわけでね。

木村ゆいさんは以前から田中正道とか黒川とかとつるんでて、どうしようもないセンス悪い人だなーとおもってましたがここまで頭悪いと思っていませんでした。バカのカーニバル。バカの国士無双。バカの藍綬褒章です。

僕は彼女から(こっそりでいい)直接のpeer-to-peerのチーでポンの謝罪がない限り、絶対彼女の事許しません。


で、再度。
このメルマガは、全文転載OKです。
というか、是非とも、全文転載してください。

気分悪いけど、以上。
年末進行まだ続いとんねんこっちは!

では。