Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

上杉隆氏の降板

  • 東京都知事選挙にも立候補したジャーナリストの上杉隆氏が、MXテレビの「週刊リテラシー」を降板することになった(http://s.mxtv.jp/literacy/)。上杉氏は、偉い人が隠しておきたいことやうやむやにしたいことを、ジリジリと調べあげて発表し、追及してとっちめるのが得意な人。従って、敵も多いはず。「週刊リテラシー」も、ほかの局では到底、取り上げられないようなネタを判りやすく解説し、問題提起をしていた。当然、そのことを面白くなく思っていた人も多いはず。
  • そんな中で、いきなり、降板騒動となったものだから、当然、様々な憶測が働く。特に「週刊リテラシー」は、前述したようにきわどい内容であり、ゲストも他の局には出演できないような人も、堂々と読んできて、堂々と意見を聞き、述べていた。ほかではダメだが、「ここなら(言っても)大丈夫」、あるいは、ほかの番組にはでられないけれど、「ここなら(出演)できる」という文言を決めぜりふ的に使って、番組を盛り上げてきた。その番組が、このざまなのだから、まあ、赤っ恥というか、厚顔無恥というか、欠かさず見ていたこっちの失望感たるや、どれだけであったか。
  • どう考えてもおかしいだろう、という意見を、ツイッターにチラホラと書いたところ、私がそういう政治的な意見を言うなんて珍しい、と何人かの方から言われた。いや違うんです。上杉隆氏は立派なジャーナリストであると思っているし、氏のような人がつんぼ桟敷の状態にあることは、明らかにおかしいと考える。でも、私が残念に思っているのは、面白く見ていた「週刊リテラシー」という番組が事実上、消滅してしまったこと。面白く見ていた番組が、理由はどうあれ、なくなったり、中止になったり、改変されたりするのは、絶対に許せないんだ。だから、「週刊リテラシー」が変わってしまって腹立たしいのは、「遊星より愛をこめて」が欠番になったこと、「狂気人間」が放送できないこと、「相棒」の一本がクソみたいな告げ口で欠番になったこと、オリンピックで軒並み番組が中止になったことと、ほぼ同じことなんだ。政治なんてどうでもいい。俺の見たい番組を返してくれ。言いたいのは、ただそれだけ。俺の見たい番組は、きっちり、淡々と、見せ続けろ。日本政府に言いたいのは、ただそれだけ。