Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

首相の悲願は国民の迷惑

  • 首相の「悲願」ってなんなんだよ。てめえの悲願なんて知るか。
  • 首相とその一派の一掃が「悲願」なのだが、かつては見えなかった入り口がチロチロと見えてきたよ。
  • そもそも、改ざん、捏造、隠蔽する内閣に改正なんかされてたまるかよ。

 

改憲論議入り口見えず 戦略狂う安倍首相の「悲願」 毎日新聞

(2018年7月5日 20時57分・最終更新 7月5日 21時21分)

 

 憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案が5日、衆院憲法審査会で審議入りした。自民党は改正案を成立させて改憲の「呼び水」にしようと狙ったが、与野党対立のあおりで衆参の憲法審開催もままならない状況が続き、今国会での成立を断念。国会冒頭で他党に改憲案の提示を促した安倍晋三首相の戦略は狂い、悲願の改憲与野党協議の入り口すら見えない状況だ。

 5日の衆院憲法審では、自民党細田博之憲法改正推進本部長が国民投票法改正案の趣旨説明を行ったが、質疑はなく、わずか5分ほどで散会した。国民民主党大塚耕平共同代表は記者会見で「強行的な(憲法審)運営と採決は許し難い」と改めて自民党にクギをさした。

 与党が改正案の成立を見送るのは、参院側が議員定数を6増する公職選挙法改正案など他の重要法案を優先させるためだ。しかしもとをただせば、森友・加計学園問題などで野党が政権への対決色を強め、改憲の「下準備」にもなる国民投票法の成立環境が整わなかったことが大きい。

 5日の審査会に先立つ衆院憲法審幹事会では、与党筆頭幹事の中谷元氏(自民)が来週に質疑を行うよう提案したが、野党側は応じず、今後の日程は決まらなかった。今国会で衆院憲法審を開いたのは新幹事を選出した5月の前回とこの日のわずか2回で、実質審議はゼロ。参院も森友・加計問題が再燃する前の2月に、自由討議を1回行っただけだ。

 立憲民主、国民民主両党は国民投票について、改憲案への賛否を呼びかけるテレビCMの規制を要求。野党筆頭幹事の山花郁夫氏(立憲)は今回の改正案について「これでおしまい、みたいな話にされてしまう懸念がある。国民投票制をより良くする担保を取りたい」とけん制した。

 自民側にはいら立ちが募る。細田氏は5日の細田派会合で「大変残念だ。国会で議論を深めるべきだった」と語り、首相に近い閣僚経験者は「この法案でこんなに時間がかかってしまうのでは実際の改憲なんてできない」とぼやいた。