Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

汚物掃除でホッピー、ハッピー

  • 汚物掃除の精神論ほどバカげたものはない。掃除は掃除だ。それ以上でも以下でもない。道具を使い、より短時間に済ますのが合理的だろう。人に頼み、お金で解決することも決して悪ではない。楽にできるものを楽にして何が悪いのか。
  • 衛生面、健康面を無視して汚物掃除を素手で行わせるなど言語道断だ。ただの苦役だし、子供にやらせたら虐待だろう。それを経営者が喜々としてやらせているのだから、日本の経営者のレベルが知れる。
  • 苦役をありがたがるなんて、前時代的なことをいつまでやるつもりなのだろうか。苦役からは何も生まれないし、何も変わらない。

 

news.biglobe.ne.jp

 

清涼飲料水「ホッピー」を販売するホッピービバレッジの採用ページが波紋を広げている。同社は「人財教育」の一貫に「環境整備」を掲げ、

「幸せな人生の実現のためには、心磨きが必要ですが、心を直接磨くことはできません。環境は、心の鏡です。心の鏡である、環境を磨くことで心を磨くことができます」

と、掃除の大切さを訴えるのだが、ここに、膝をついて雑巾がけする社員と素手でトイレ掃除をしているように見える社員の画像が載っている。良く見ると手元が黒く、ゴム手袋などを装着しているようだが、ネットでは「不衛生だ」と拒否感を持つ人が多い。

現在、同社3代目の社長を務める石渡美奈氏は、2010年に40代の若さで社長に就任し、若い人のホッピー需要を作り出すなど率先して改革してきた人だ。このため、今回の件でネットでは「優秀な女性社長というイメージだったけど残念」と、精神論を重視する様子にがっかりする声も出ている。

 

「問題の核心を突くため、素手でトイレ掃除」「トイレの水も飲める」と書いている。

同年5月の記事「トイレ掃除研修」では、自社で社員と共にトイレ掃除を行ったことが記されており、

「2時間、素手で必死に磨いた。一人だったら、できなかったかもしれないけれど一緒にやってくれた社員がいたからできた」
「みんな目がキラキラ輝いていた」

素手のトイレ掃除はイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏が長年続けていて、同氏が相談役を務めるNPO法人日本を美しくする会」が推進・普及活動を行っている。昨年12月には、埼玉県熊谷市の公立中学校で1・2年生と保護者、教職員らが素手でトイレ掃除をしたことが報道され物議を醸していた。 

 

d.hatena.ne.jp

  • 長いけれど、以下の一言が真理だと思う。

公共のトイレ掃除は、ビジネスの方がいいと思うんだけどな。ボランティアみたいに不透明な利害関係を生まずに済む。学校の掃除は別にしてもいいけど、素手である必要は無いし、過剰な意味づけは無駄だろうし。

 

 

スポーツの後は、定額働かせ放題

f:id:Muho:20180223101227j:plain

  • 公共放送あらためオリンピックチャンネルとなったNHK
  • 元に戻った時には、後の祭り。
  • データーがインチキだろうと、国民すべてが過労死しようと、安倍とその一派にはそれほど関係がないのだろう。とりあえず、憲法改正しないといけないので、票集めのためにも、この法案通さないと。
  • いずれにせよ、彼らがどれほどの人非人で薄汚く、歪んだ目的のために盲目の徒となっていようとも、それを実現することができる。なぜって、選挙に勝ったから。昨年、似たようなことで共謀罪を通し、そのお咎めもなく、選挙で大勝した。今回も同じことが起こるだろう。もう遅い。誰も止められない。選挙って大事。

 

首相 厚労省の調査データ撤回せず 法案も提出の方針(NHK ニュースweb 2.26)

働き方改革をめぐり、誤りと見られる例が相次いで見つかっている厚生労働省の調査データについて、安倍総理大臣は現時点では撤回しない考えを示したうえで、関連法案を国会に提出する方針に変わりがないことを強調しました。

衆議院予算委員会安倍総理大臣は、「今、まさに精査している中で、データ自体を撤回するのは適切ではない。まずは、しっかりと精査することが大切だ」と述べ、現時点では調査データを撤回しない考えを示しました。

そのうえで、与党が審査を続けている働き方改革関連法案の取り扱いについて、「法案は、まさに働く人たちの目線に立っている。自由な働き方をしたいという人がいるのは事実であり、そういう要請に応えることも大切だ。しっかりとデータの精査も行いながら、加藤厚生労働大臣のもとで法案を準備している」と述べ、国会に提出する方針に変わりがないことを強調しました。

また、厚生労働省がデータの精査を終える前に法案を提出することがあるのかと質問されたのに対し、安倍総理大臣は、「与党での事前の審査があるので、確定的なことは控える」と述べるにとどめました。

 

自民「採決を」 野党側「認めない」 予算案めぐり駆け引き(NHKニュースweb 2.26)

自民党立憲民主党国会対策委員長が会談し、自民党は、野党側が提出断念を求めている働き方改革関連法案をめぐり、政府に説明責任を果たすよう申し入れるとしたうえで、27日、衆議院で新年度予算案の採決を行いたいと伝えました。これに対し野党側は、採決日程の協議には応じられないとしていて、与野党の駆け引きが活発になっています。

働き方改革関連法案をめぐって、厚生労働省による労働時間の調査に誤りと見られる例が見つかったことを受けて、立憲民主党など野党6党は、先週、与野党の幹事長・書記局長会談で、裁量労働制で働く人の労働時間の調査をやり直すとともに、法案の国会提出を断念するよう求めました。

これについて、自民党の森山国会対策委員長は26日夕方、立憲民主党の辻元国会対策委員長と会談し、「政府には調査の精査や可能な部分の情報開示に努めるよう伝えた。与党としても、引き続き、国民に対する説明責任を果たすよう申し入れていく」と述べ、理解を求めました。

そのうえで、森山氏は新年度(平成30年度)予算案について、27日、衆議院予算委員会と本会議で採決を行いたいと伝えました。

これを受けて、野党6党の幹事長・書記局長らが会談し、「与党側の回答は、労働時間の再調査や関連法案の扱いに言及が無く、認められない」として、予算委員会などの採決日程の協議には応じられないという方針で一致しました。

そして、野党側の求めに応じて、26日夜、与野党の幹事長・書記局長会談を改めて開くことにするなど、新年度予算案の衆議院での採決をめぐる与野党の駆け引きが活発になっています。

 

働き方改革関連法案 今国会で成立を 経団連会長 (NHK ニュース web 2.26)

働き方改革関連法案をめぐり、厚生労働省による労働時間の調査に誤りと見られる例が見つかったことについて、経団連の榊原会長は「ミスは残念だが、審議が遅れることはあってはならない」と述べ、法案の今の国会での成立を求めました。

記者会見で榊原会長は、「調査データの扱いにミスがあったのは非常に残念だ。ミスはきちんと是正して明確にすることが当然必要だと思うが、そのことばかり議論して、法案の本来の趣旨が横に置かれ審議が遅れることはあってはならない」と述べました。

そのうえで、榊原会長は「今回の法案は、多様化する働き方への対応や長時間労働の是正など時代に即した改正で、社会の要請でもある。ミスと法改正の趣旨は別の問題だ」と述べ、法案の今の国会での成立を求めました。

 

 

news.yahoo.co.jp

 

 

 

アホが牛耳るアホの国

  • アホが議員様をやっているわけだから、日本が良くなるわけもないわな。もっとも、元締めがアホなんだから、仕方ないか。
  • とはいえ、こんなアホでも選挙で当選したのだから、議員様をやっている。アホに投票した人がいっぱいいるのか、アホとは思わず投票してしまった人がいっぱいいるのか、アホの対立候補がもっとアホだったのか、アホが国を牛耳ることになっても自分には関係ないと思っている人が多いのか。どっちにしても選挙って大事。

 

 

 

 

裁量は最低

小説家というのも、一種の裁量労働だろう。〆切があって、それまでに所定の枚数の作品を書かねばならない。見方を変えれば、〆切までに作品が仕上がれば、それまでの時間をどう使おうが自由なわけだ。作品によってかかる時間も違う。A作品100枚は10日で書けたがB作品50枚には20日かかったーーそんなこともある。A作品執筆中は、一日の労働時間は二時間ほどで、あとはウキウキとプラモを作っていた。しかし、B作品執筆中は資料調べや進まぬ筆に苦しみ、一日10時間机に向かっていた。そんなこんなで完成したに作品だが、原稿料に変わりはない。いいことも悪いこともひっくるめて、それが小説家という仕事なのだろうと納得している。

 

思うに裁量労働制のイメージって、上記した部分で言えば「A作品執筆中は、一日の労働時間は二時間ほどで、あとはウキウキとプラモを作っていた」という部分ではなかろうか。この部分だけを考えて、それを様々な仕事に当てはめるのであれば、そりゃあ、「裁量労働制にしたら早く帰れる」「子育てもできる」つてことになるだろう。

 

でも、「しかし、B作品執筆中は資料調べや進まぬ筆に苦しみ、一日10時間机に向かっていた」という時もある。そして「そんなこんなで完成したに作品だが、原稿料に変わりはない」という部分もある。光と陰があるのだ。

 

もちろん、小説家なんて気の狂った人間がやる商売だし、他の、より複雑でデリケートな仕事と単純に比較できないことは判っている。でも、「裁量労働」という言葉で甘い夢を見させられている人はきっといるはずだ。政府はそこにつけこんでいる。許してはならない。

 

国会は政府側のバカな対応のせいで紛糾しているようだ。でも、一年前を思い出して欲しい。金田という当代きってのバカ大臣がバカみたいな答弁をしても、数頼みの強行な運営を乱発しても、結局、共謀罪は成立し、その後の選挙で安倍自民は圧勝した。今更、何を言っても無駄である。言うなら、選挙のときしっかりとした判断を下すべきだったのだ。選挙って大事。

 

 

news.yahoo.co.jp

そもそも裁量労働制って?

 

 裁量労働制は、現行法にもあります

 現行法では、労働基準法38条の3以下に定めがあります。

(略)

 裁量労働制には、専門業務型企画業務型の2つあります。

 専門業務型の業務とは、厚労省が定めています。ここに書いてあります。

 企画業務型の業務はちょっとわかりにくいのですが、企業の中枢で、企画立案などの業務を自律的に行っている労働者が該当するとされています。

 どちらも、「業務の性質上その遂行の方法を大幅に当該業務に従事する労働者の裁量にゆだねる必要がある」(労基法38条の3)、「業務の性質上これを適切に遂行するにはその遂行の方法を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある」(労基法38条の4)など、業務を遂行するのに裁量が必要な業務だ、という点がポイントとなります。

 それゆえに、裁量労働制と呼ばれるのです。

 さて、ここでハタと気づきますね。

 裁量労働制って、全部、裁量があるんじゃないのか・・・と。

 そうです。

 裁量労働制は、あくまでも、業務の進め方に労働者に裁量がある制度、ということになります。

 ここがミソです。

業務量に裁量はない

 労働者は、使用者から下る業務命令を遂行することで労務を提供します。

 すなわち、

  1. 使用者から「これをやれ」と命令がなされる
  2. 労働者はそれを遂行する
  3. 労働者は仕事の結果を使用者へ渡す

 これが労働者のお仕事サイクルです。

 このうち、2.だけに裁量がある制度ということです。

 そうです。1.には労働者に裁量はないのです。

 これは、要するに、業務量については労働者には裁量がないということを意味します。

 

 したがって、次のような現象が起きます。

('◇')ゞ「仕事終わったんで、定時前だけど帰ります!」

( ゜Д゜)「もう終わったの?じゃあ、次はこれやって」

( ;∀;)「え?でも・・・裁量労働なんで・・・」

( ゜Д゜)「あ、そう。業務命令を断るんだ。へー。」

(*_*)「やりますよ・・・」

 ほかにも、

( ゜Д゜)「おまえたちは、裁量労働制だ。好きなときに帰れるぞ。」

(*´▽`*)「わーい。」

( ゜Д゜)「ただし、俺が与えた仕事を全部終わらせてからだがな」

( ;∀;)「えーん。」

 とか、

(-"-)「仕事が多くて終わらないッス」

( ゜Д゜)「仕事の進め方は自由でいいぞ」

(-"-)「いや、仕事が多すぎるんです。終わらないんです」

( ゜Д゜)「でも、仕事の進め方は自由だぞ。」

(-"-)「・・・・(怒)」

 ということになります。

定額働かせ放題

 で、どれだけ長く働いても、あらかじめ、みなすとした時間だけ働いたとしかされません。

 たとえば、1か月10時間の残業があるとみなすとした場合は、100時間残業しても10時間しか残業していないとみなされます。

 そのため、給料もみなされた労働時間分しか払われません。

 使用者にとっては、ラッキーです。

 仕事を目いっぱい与えて、あとはどうぞご自由にとすれば、いいのです。

 どんなに長く働いても払う給料は一定です。

 これが裁量労働制の実際です。

 それゆえに、定額働かせ放題とネーミングしたわけです。

裁量労働制についての幻想

 ところで、よく、裁量労働制だと早く帰れるとか、病院に行けるとか、子育て時間ができるとか、そう言う人がいます。

 裁量労働制があったから早く帰れた・・・・と。

 果たして、そうでしょうか?

 実は、意外と思うかもしれませんが、裁量労働制と早く帰れることは無関係です。

 たとえば、9時始業で、18時が終業時刻(休憩1時間)の会社で働くある労働者がいたとします。

 その人が、15時に帰っても、使用者が18時まで働いたとみなすことは、裁量労働制に関係なくできます

 これはなんにも制限されていません。

 しかし、21時まで働いた労働者の終業時刻を18時とみなすことは、裁量労働制でないとできません

 裁量労働制でない場合は、21時までの残業代を払う義務が使用者にあるのですが、裁量労働制だとこの義務を免れます。

 これぞ、裁量労働制の真の意味なのです

 なので、残業代を払わないで働かせられる裁量労働制の方が、一般的な時間管理のある労働者よりも長く働く傾向にあることは、ある意味、当然なのです。

撤回しかない

 この裁量労働制の拡大をしようとしているのが、「働き方改革」です。

 これが、本当に「働き方改革」なのでしょうか?

 喜ぶのは労働者ではなく、ブラック企業ではないでしょうか?

 裁量労働制は速やかに撤回すべきだと思います。

 あと高プロも一緒に撤回すべきだと思います。

 

news.yahoo.co.jp

 

〇「定額働かせ放題」の実例

 裁量労働制とは、実際の労働時間がどれだけなのかに関係なく、労働者と使用者の間の協定で定めた時間=「みなし時間」だけ働いたとみなし、労働賃金を支払うという制度だ。仕事の段取りや時間配分を自分の判断で決められる働き手が対象となり、SEや、デザイナー、メディア関係者などの19業務が対象となる「専門業務型」と、企業活動の企画や立案、調査業務などを行う「企画業務型」の2種類に大別される。

 裁量労働制は、一見、働く人が時間に縛られず、自分のペースで仕事ができるように見えるが、実際の案件では、労働者に選択の余地はなく、ひたすら働かせ続けるということが起きている。中でも最近、人々の注目を集めたのは、ゲーム制作等を手がけるIT企業サイバードでの労働争議だ。裁量労働制での労働問題の相談に応じている「裁量労働制ユニオン」の坂倉昇平氏が解説する。

 「私達が相談を受けたAさんは、2016年にサイバードに入社、専門業務型裁量労働制を適用され、1日10時間8分をみなし労働とし、ゲーム用ソフトウェアの創作を業務とすることになりました。ところが、『ゲームの体験イベントの開催』、『ゲーム宣伝用のサイトおよびSNS運用』など、裁量労働制が禁じられている仕事もさせられたりするなどして、時間外労働が100時間を超える月もあるなど、長時間労働を強いられました。しかし、どんなに働いても毎月の給料は変わらず、正に『定額働かせ放題』という状況に陥りました

 

「しかも、裁量労働制なのに、長時間労働適応障害になったAさんが就業時間から大きく外れた出勤をしていたことを理由として、サイバードはAさんを退職勧奨で辞めさせています。同社では、就業時間が10~19時とされていましたが、裁量労働制の対象者については、雇用契約上は『基本とし労働者の決定に委ねる』とされていたにもかかわらずです」(同)。

 Aさんの相談を受けた、坂倉氏ら裁量労働制ユニオンは、渋谷労働基準監督署に申告。同署はサイバード側にも調査を行ったうえで、Aさんの労働実態が、本来の業務以外の仕事もさせられるなど、裁量労働制を適用できないものと判断。サイバードに対して2017年8月、行政指導を行った。これに伴い、裁量労働制を免罪符とした月70時間以上の残業や、残業代未払いも労働基準法違反として是正勧告された。

〇蔓延する裁量労働制の悪用

 坂倉氏は「裁量労働制の対象業務の規定自体が曖昧でザルであるため、ITやデザイン、ゲーム開発などの業界を中心に、裁量労働制が悪用される例が後を絶ちません」と言う。「しかも、労働相談を受ける側にも、裁量労働制について理解している人が少なく、Aさんのケースでも、サイバード側の弁護士、Aさんが最初に相談した法テラスの弁護士、東京労働局の斡旋担当の弁護士ですら、Aさんの業務に裁量労働制が適用されることの問題点に気が付かなかったのです」(坂倉氏)。

 Aさんの事例では、上司の指示で徹夜での業務を余儀なくされたりすることもあった。坂倉氏は裁量労働制なので、本来、上司が指示できること自体がおかしいのですが、現実には働き手が裁量できない、というケースが多いのです」と指摘する。

裁量労働制で過労死認定が困難に!

 裁量労働制の恐ろしさは他にもある。「あらかじめ定めたみなし時間以上の労働は、労働とみなされず、企業側がタイムカード等、労働時間の記録すらしてないことが多々あります。つまり、膨大な量の仕事を押し付けられ、長時間労働の結果、労働者が過労死しても、それを立証することが非常に難しくなるということです」(坂倉氏)。厚労省の統計によれば、一部の企業で既に行われている裁量労働制で、2012年から2015年の間に13人の過労死が労災として認定されているものの、それですら、氷山の一角であるかもしれないということだ。

 安倍政権は「働き方改革」の一環として、裁量労働制の適用範囲を拡大しようとしているが、これまでの事例を観ても、むしろブラックな労働環境がさらにはびこることになりかねない。国会での審理に大いに注目する必要があるだろう。

 

 

裁量労働制 政府苦しい強弁 「抱き合わせ」法案、盾に(毎日新聞2.22)

 裁量労働を巡る異常なデータ問題を巡り、野党は22日の衆院予算委員会で追及を強めた。安倍政権は「データは間違っていたが、働き方改革関連法案に影響はない」と強弁。法案を撤回すれば、残業時間の上限規制なども実現できなくなると繰り返した。法案は残業規制や裁量労働制の拡大を一体として「抱き合わせ」にしており、長時間労働の改善を訴える野党の主張を盾にした形だ。しかし今後さらに異常なデータの数が増える恐れもあり、問題が収束する気配はない。

 

 「(厚生労働省労働政策審議会で)時間外労働の上限を規制する結論が出ている。それをすべきでないということか」。加藤勝信厚労相は22日午前の予算委で、法案を白紙に戻すよう求めた立憲民主党の岡本章子氏に対し、やや気色ばんで反論した。

 これは、法案が裁量労働制の拡大だけでなく、長時間労働の是正措置なども含むことから、議論のやり直しはそれも否定することになるという論法だ。安倍晋三首相は午後の予算委で、「(法案を)厚労相としてしっかり準備してほしい」と加藤氏を擁護した。

 しかし厚労省は、裁量労働制の拡大や高度プロフェッショナル制度などの施行日を1年遅らせる案を検討している。このため野党には「それなら最初から残業規制の法案にすればいい」という声も強い。

 さらに希望の党津村啓介氏は予算委で「データに247件の疑義がある」との見方を示した。加藤氏は法案内容が否定される展開を懸念し、この日もデータそのものは撤回しなかったが、データの信ぴょう性への疑問はむしろ拡大の一途をたどっている。

 また立憲の逢坂誠二氏は問題になった異常なデータが労政審の議論に提出された一方で、「1カ月の労働時間は裁量労働の方が一般労働より長い」という調査結果は提出されていなかったと指摘。「これを出してはまずい、という意図が働いたと思わざるを得ない」と政府を追及した。加藤氏は「当時のことは承知していないが、既に公表されていた調査結果なので、労政審の専門家の皆さんは(提出しなくても)知っていたと思う」と苦しい答弁に終始した。

 

ワンフェス その3

  • ウルトラマングレート。一年前にアレンジの効いたウルトラマンパワードをだされていたディーラーさん。少しお話させていたたいたとき、当時からグレートに意欲的でいらした。有言実行。素晴らしいグレート。
  • 今回のワンフェスは、まさにグレート怪獣大行進。写真を撮り忘れてしまったのだが、ゴーデス第二形態、バランガス、UFOとそれぞれのディーラーさんが素晴らしい作品を発表。Blu-rayの発売が契機となったのかもしれないが、とてもうれしいこと。

f:id:Muho:20180218120554j:plain

  • 実は今回、もっとも心惹かれていたアイテム、ペガ。よく見ると、塗るのがすごく大変そう……。でも、こういうアイテムとの出会いがワンフェスの醍醐味でもある。

f:id:Muho:20180218125121j:plain

  • ガメラ」と「ジャイガー」は別々のディーラーさんが出品されたもの。しかし、両方購入すると、特典として「悪魔の笛」がもらえる! ジャイガーの眉間に悪魔の笛をぶっ刺したかったので、二つのディーラーさんを回って購入。こういう試みも面白い。

 

f:id:Muho:20180218150117j:plain

  • もうね、怪獣造形もこの域にまできたのかという……。ため息しかでない。うっとりのバルタン星人。

f:id:Muho:20180218155553j:plain

  • しかも光る。

f:id:Muho:20180218155556j:plain

  • これもまた、究極の怪獣造形。こちらは着ぐるみを忠実に再現しつつ、その上で、いかにかっこよく見せるかという絶妙のアレンジを乗せている。勢いで購入したけれど、この羽根、どうやって塗るのだろう。

f:id:Muho:20180218125725j:plain

ワンフェス その2 ダミーヘッドの進撃

カクセイ氏率いる「ダミーヘッド」が放つ、驚異の「ウルトラマンパワード」怪獣たち。夏のワンフェスで原型が展示されていたが、今回はパワードレッドキング、パワードガボラの彩色まで。レッドキングはもう発売スタンバイの状態だとか。

いやはや、これは素晴らしい。いきなり完成品で決定版という、付け入る隙もない。会場ではパワードドラコも展示されていた。カクセイ氏と少しお話しさせていただき、今後の展開や苦労話、裏話なども。

私、応援しとります! 安定と思われる二足ものにあえて背を向け、尻尾ものからリリースしていく英断はまさに漢! とはいえ、パワードゼットン、ぜひ!

 

f:id:Muho:20180218150746j:plain

f:id:Muho:20180218150759j:plain