Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

首相は、自分が負けたと思っていない。何も反省していない

  • 首相を始めとする一派の目標は改憲だ。そのためだったら、何でもするだろう。改憲することが目的となっているため、改憲の後のことは何も考えていない。恐ろしいことだ。シナリオ通り、憲法改正が実現して、オリンピックが終わった後、彼らは何をするつもりなのだろう。何をすればいいのか、判っていないのだろう。
  • もういいかと思い、一時期中断していた、海外で暮らすための準備を再開した。こんなクソみたいな国に自分の未来を委ねるほど、私は楽天家にはなれない。

自民党の歴史的惨敗で終わった東京都議選から一夜明け、安倍晋三首相が「反省」を口にした。あまりにも惨めな敗北に、政権幹部は首相の責任問題につながる敗因の総括ができず、結束を呼びかけあうしかないのが実情。悲願の憲法改正に向けた動きも視界不良になった。

 「都民の厳しい声を謙虚に受け止め、深く反省したい。信頼回復に向け、襟を正さなければならない」

 3日朝の党役員会。首相は冒頭で反省を口にした。二階俊博幹事長も「反省すべき点は大いに反省したい」と続けた。
 下村博文幹事長代行は、党都連会長として敗北の責任をとって都連役員が辞任することを報告した。だが、挙党態勢で臨んだ選挙の敗北に、自らの責任に言及する党幹部はいなかった。ベテランは「責任を取るのは都連まで。それ以上になると大変だ」と語る。
 加計学園問題では首相自身のほかに萩生田光一官房副長官の名が挙がり、応援演説では稲田朋美防衛相が問題発言。下村氏には献金問題。首相はそうした側近たちをかばい、街頭演説でも抗議の声を上げる人を批判する。惨敗の責任を追及すればするほど、首相の責任に焦点が当たるのは避けられない――。そう考える政権中枢に、惨敗を総括する様子はない。

都議選で自民が大敗した2日夜、首相と都内のフランス料理店で会食し、首相への責任問題にはならないとの認識で一致した麻生太郎副総理。3日は、この会食に同席した甘利明元経済再生相とともに、当初予定通り、山東派などと合流する59人の党内第2派閥の誕生を宣言した。
新会長に就いた麻生氏は会見で「都議選等々、言われているが、引き続き安倍政権をきっちり支えていく。その真ん中で頑張っていく」と強調した。首相の出身の細田派とは別の大派閥をつくり、「ポスト安倍」に備える。そのための合流ではあるが、あくまで首相が自ら退かない限りは支えるというのが基本姿勢。都議選惨敗の責任にも、一切触れなかった。

こうした政権中枢の動きが露骨になると、これまでならば「安倍1強」のもとで党内が沈黙するのが通り相場だった。ところが、内閣支持率の低下と都議選惨敗を境に、そうした抑えが利かなくなり始めている。

後藤田正純副幹事長は3日、都議選での街頭演説をめぐり、自らのフェイスブックを更新した。

「私の街頭演説が、安倍批判をしたと党幹部に伝わり、クレームがきた」としたうえで、こう記した。「密告、引き締め、礼賛、おかしな管理をしている今の執行部をみると、結果は仕方ない
 党役員会に出席した一人は「都議選は、首相への不信任だったが、首相は、自分が負けたと思っていない。何も反省していない」と漏らした。