小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう?

  • だいたいが、運用とか国民のことなんて何も考えずに決めたものなのだから、そりゃあ、あちこちに綻びもあるだろうし、だからこそ、怖い。

共謀罪」の構成要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に関し、対象犯罪が準備段階から実行一歩手前の予備段階に進むと、法律で定められている刑罰がダウンするという逆転現象が生じている。野党はバランスを欠いていると批判している。
共謀罪」法案の対象犯罪は、強盗や現住建造物等放火、ハイジャックなど277。このうち、予備罪が設けられている重大犯罪の一部については、計画段階から進んで実行の危険度が増すと法定刑が下がる。
例えば「5年以上の有期懲役」と定められている強盗。「共謀罪」法案では、実行に向けて資金を手配した場合、「5年以下の懲役・禁錮」のテロ等準備罪で処罰される。ところが、その資金で凶器を購入する「予備罪」に段階が進むと「2年以下の懲役」となる。
法案の「立て付け」がこうなったのは、死刑、無期、10年超の懲役・禁錮刑と定められた重大犯罪の計画・準備段階での法定刑を、一律に「5年以下」としたためだ。政府はこれまでテロ等準備罪より予備罪の方が危険性が高いとの認識を示しており、整合性が問われかねない。 

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「主任警部モース」
第三話 死者たちの礼拝
聖オズワルド教会で男性の刺殺体が発見される。遺体は教区委員のハリー・ジョーゼフと思われた。関係者の証言などから、スワンという浮浪者が礼拝中に姿を消していることが判る。やがて、教会にいたジョーゼフの妻ブレンダの友人ルース・ローリンソン、オルガン弾きのモリスたちによって、遺体はハリー・ジョーゼフと確認される。被害者は献金を運びこんだ直後に襲われており、第一容疑者は浮浪者のスワン。あっけない事件かと思われたが、主任警部のモースはひっかかりを覚える。礼拝の出席者は13人。聖アウグスティヌスの回心の祝日という特別礼拝であったため、人数が少なかったらしい。一方、被害者ジョーゼフは元海兵隊員の英雄であったが、食い詰めて競馬など賭博に手をだすようになっていた。立場を利用し献金に手をつけていた可能性もあるという。事件の概要が錯綜し始めるなか、教会の牧師が転落死。モースの読み通り、事件には裏があったのだ。暗い教会内で、陰影を使った凝ったカメラワーク。そして、いつも不穏な顔をしている人たち。何とも陰々滅々とした雰囲気が醸し出されていて、これはある意味、人を選ぶかもしれない。後段における見事なひっくり返しは忠実に再現されていて、大いに見る価値はある。