衆院予算委員会で阿部知子議員が人獣共通感染症について質問。今回のコロナウイルスの対応で、文科省は9つの大学に対し情報収集・調査研究を指示したと萩生田大臣(加計名誉客員教授)が答弁するも、その大学の中には加計学園は含まれないとの事。こういう時の対応が学部新設の目的の1つだったのですが。 pic.twitter.com/M4YoefIsW4
— HOM55 (@HON5437) 2020年2月7日
「厚顔ぶりが信頼されたのでは」
この萩生田氏が文科相に就いたことをどう見るか。安倍政権の内情に詳しく、加計学園問題を追った「悪だくみ」などの著作もあるノンフィクション作家の森功さんは言う。
「就任会見でも『自分は関係ない』の一点張りで、国会答弁の延長です。なぜ加計問題が起きたかは何一つ解明されていない。萩生田氏は加計に限らず、政権の不祥事のたびに『防波堤』の役割を果たしてきました。記録と矛盾していても『知らぬ存ぜぬ』を貫き通す厚顔ぶりが安倍首相から信頼されているのでしょう」
文科相就任会見で萩生田氏は、記録は事実ではないと自らの役所を非難した。
「『うそをついた』と言われることは官僚にとって大きな汚点です。省内には不満や不信感がいまだくすぶっています。萩生田氏が文科省をまとめることができるか、未知数ですね」