- 安倍共の改憲は「愚」以外のなにものでもないけれど、目下ところ、議論は「平和」を中心に回っている。9条に集中させて、そのすきに「緊急事態条項」などの諸々を有耶無耶にしてしまえという算段なのだろうが、恐ろしいことにその手は功を奏している。
- でも、下の写真で言うなら、最も恐ろしいのは「国民の義務」だと思う。安倍共は別に戦争をしたいわけじゃない。日本を「戦争ができる国にしたい」のだ。そこで肝となるのは、国民だ。さあ、戦争をしよう! となったとき、「よし!」と鉢巻しめて馳せ参じてくれる国民を作りたい。「国民の義務」を変えるのは、そうした目的を含んでいる。国防の協力義務などは読んで字のごとしだが、「家族助け合い義務」も極めて危険だ。親が子を助けるのは判るとして、子が親を助ける義務が憲法に明示される。こんなバカな話があるだろうか。憲法なんて壮大な話だとピンとこないかもしれないが、東京で一生懸命働いていたら、京都の父親が倒れたとの報告がくる。父親は息子に介護して欲しいと言う。憲法で家族助け合いの義務があるから、息子は仕事を辞め、京都に戻り、収入もないまま父親の介護をすることになる。もしそれを断ったら、憲法違反になる。
- これは極端な例だけれども、親の言うことは絶対。子供は親に従う。年長者を敬う。こんな社会が長く続いた後、年長者が戦争を始め、年長者、親が「おまえ、戦争に行ってこい」といったとき、若者たちはどうするのだろうか。
「自民の壊憲案とは…」
— ike1962 (@8icsRtq8Pz2NoMi) 2018年2月6日
個人の自由を奪い。
戦争にかりだし。人権を取り上げ、徴兵(国防)する事! pic.twitter.com/oa0wpD8R8P