- 東京新聞記者の望月氏が置かれている立場というのは、あらゆる意味で今の日本を象徴しているように思う。権力者に対して、おかしいと思ったことを行動に移したものの、権力者は権力を使って相手をあざ笑い、貶める。本来味方してくれるはずの同僚などを含む人間たちが、見て見ぬふりをして何もしない。そして、権力者と思想を共にする人間が大挙して押し寄せ、個人攻撃を含む、ありとあらゆる罵声を浴びせる。
- つまり、忖度などという言葉が流行り、自主規制が強化され、皆が萎縮していくのは、上記のようになるのが怖いからだ。
- 権力者が変わるわけはなく、権力者に阿る人間がいなくなるわけもなく、今の状況を変えられるとしたら、それは、本来味方してくれるはずの人間が行動すること以外にないだろう。
- 望月氏がこれからどうなっていくのか、一つの象徴として見ていく必要があるのだろう。
- あ、でも、私は応援しますよ。こういう人、大好きです。