- 八木秀次という学者がどのような輩かは、まあウィキを見るまでもないが、そのいくつかに目を通しただけでも惨憺たるものだ。
- こんな主義主張の偏った、時代錯誤なチカチカした男に相続法制をいじられている。杉田水脈なんかの比ではない。彼女の発言に怒りを感じた人々は、このピコピコした安倍御用学者にも同様の怒りをぶつけるべきだと思う。
- 憲法24条は変えさせない、こんなシコシコした男に「家族のあり方」など説かれたくはないし、強制もされたくない。
フェミニズムへの批判 男女共同参画やフェミニズムに反対している。ジェンダーフリーについては、日本を崩壊させようとする左翼とフェミニストの陰謀であり、「ジェンダーフリーは狂気の思想である」と述べている。 選択的夫婦別姓論についても反対している。
同性婚への反対 「子供は男女の間にしか産まれない。それゆえ婚姻は男女の関係に限られる。」などと主張している。宗教新聞社主催の同性婚の問題点を考える講演会において、日本で同性婚が合法化された場合は「少子化を倍速化させるだろう」として、「婚姻制度の根幹は、子供を産み育てるためのものである」、「結婚とは男女によるものであって、それはその間でしか子供が生まれないからだ」と主張した。 渋谷区のLGBT条例にも反対している。
憲法9条を改正するべきとしている。 その他、天皇の元首化、国防義務の明確化、幸福追求権(第13条)や男女平等を示した第24条の改定をするべきと主張している
八木秀次先生のご努力で「男女の組み合わせを前提として、夫に対する妻、妻に対する夫を言い、内縁・事実婚・同性カップルのパートナーは含まない。保護されるのは、法律上の結婚をしている「配偶者」に限定される」と相続法制が圧倒的に「後退」したのを忘れてはなりませぬ。https://t.co/L2s3l4oHV9
— 龍陽⛵海容 (@unbonvinblanc) August 28, 2018
「配偶者」とは婚姻(法律上の結婚)における相手方、つまり男女の組み合わせを前提として、夫に対する妻、妻に対する夫を言い、内縁・事実婚・同性カップルのパートナーは含まない。保護されるのは、法律上の結婚をしている「配偶者」に限定される。これは同時に婚姻制度の強化を意味する。有り体に言えば、「結婚すればお得」ということであり、政策的に結婚に誘導する意味を持つ。
議論の終盤で複数の委員・幹事から上記の「特別寄与分」について親族だけでなく、内縁・事実婚・同性カップルのパートナーにも対象を広げるべきだという意見が相次いだ。
婚姻の制度趣旨はその中で子供を産み育てるものとし、夫婦の関係を法的に安定させ、子供の成育環境を整えてその福祉を図ろうというものだ。その点、その関係の中で子供の生まれない同性カップルや、男女の関係であってもあえて婚姻を選ばない内縁・事実婚とは法的扱いを異にすることには十分に合理的理由がある。
ひい!家庭教育支援法案やらライフプラン教育やら道徳教育やら相続法改正やら、いろいろな方面から私たちの家族のありよう、ライフスタイルを国家が尊重するのではなく、こうあるべしと誘導されてしまう。
— 打越 さく良 (@sakurauchikoshi) August 28, 2018
同性カップルを排除する眼差しは杉田水脈だけではない。 https://t.co/isyhfoEEJN
夫婦同姓でないとだめだとか、長子相続でなきゃだめだとか、同姓婚はいやだとかさ… それって全部「お前んちでやれ」で済む話よね。なんでそんなことを法律にして制度にしなきゃいけないのか。
— 菅野完事務所 (@officeSugano) August 28, 2018
八木氏といえば日本会議とも近い“極右御用学者”で、「日本教育再生機構」(以下、再生機構)という歴史修正教科書の制作・採択運動などを行う極右団体の理事長を務めている。
日本教科書社の道徳教科書には、他社には見られない特徴がある。もとより道徳の教科化は安倍首相とその周辺が企図する愛国教育の発露であり、その内容の酷さは別の機会に論じたいと思うが、実に日本教科書社の教科書は、合格した全8社のなかで唯一、“安倍首相の演説”を教材に用いているのだ。
日本教科書社の道徳教科書は2年生版で「和解の力」と題し、まるまる1ページをつかって、安倍首相が2016年12月27日に真珠湾で行った演説を抜粋引用。解説のサブテキストは一切ついておらず、端的に言って安倍晋三の宣伝以外のなにものでもないだろう。まるで、森友学園が経営する幼稚園で、園児たちに「安倍首相ガンバレ!」とエールを送らせていたことを思い出させるではないか。