Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

バカにぶら下がる頭のおかしなヤツにも権力は等しく与えられる

  • まあひどいものとしか言いようがない。頭の悪い首相の周りに頭のおかしな連中が渦巻いているわけだ。
  • 首相と親しい取り巻きの馬鹿げた行動、言動が少しずつではあるが、耳目を集めている。ただ、そんなものは氷山の一角で、予備軍がわんさといるわけだ。バカにキチガイがぶら下がっている図式だ。
  • いったい誰がこんな狂った輩を当選させたのか。そこまで、我々はバカなのだろうか。うん、バカなのかもしれないな。選挙って大事。
  • こんなバカに好き勝手言わせていていいものか。特に女性はもっと怒った方がいい。

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 保育園をめぐっては、杉田議員は、過去にも、トンデモ発言をしている。議員として落選中の2016年7月4日、産経新聞に"「保育園落ちた、日本死ね」論争は前提が間違っています 日本を貶めたい勢力の真の狙いとは…”というコラムを寄稿。その中で、保育園の拡充を求める世論の動きについて、

 前述の「朝まで生テレビ」において、多くの女性論客は「保育所を義務化すべきだ」と主張しました。残念ながらこの主張は多くの日本人女性に支持されています。その背後に潜む大きな危険に誰も気づいていないからです。

 子供を家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をする。旧ソ連共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを21世紀の日本で実践しようとしているわけです。

出典:産経新聞

 と、左派勢力(コラム中では「コミンテルン」と表現)の陰謀だという珍説を展開した。あまりにも異常かつ事実ともかけ離れた言説を掲載する産経新聞も呆れたものだが、このコラムは、自民党衆議院議員として国会に杉田議員が復帰した今でもウェブ上で掲載されている。

 

 保育園のみならず、杉田議員は、日本の女性の権利そのものを否定したいかのようだ。杉田議員は「次世代の党」所属時の、2014年10月31日衆院本会議で、「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想」とまで言い切っている。

 本来日本は、男女の役割分担をきちんとした上で、女性が大切にされ、世界で一番女性が輝いていた国です。女性が輝けなくなったのは、冷戦後、男女共同参画の名の基、伝統や慣習を破壊するナンセンスな男女平等を目指してきたことに起因します。男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です女性にしか子供を産むことはできない。こんな当たり前のことに目を背けた政策を続けた結果、男性ばかりか当の女性までが、女性にしか子どもが産めないことをネガティブにとらえる社会になってしまいました。

 その結果、ドメスティックバイオレンスが蔓延し、離婚が増加。少子化や子どもの貧困の原因となっています。次世代の党は、この男女平等参画基本法という悪法を廃止し、それに係る役職、部署を全廃することが女性が輝く日本を取り戻す第一歩だと考えます。

出典:衆院本会議

 まるで、女性が外で働くことを禁じたイスラム原理主義者のような発言で、もはや論評に値しない程に異常かつ、現代の日本社会の価値観からはかけ離れた極論だろう。杉田議員の政治スタイルは、保守・右派よりの極論をぶち上げることで、一部の極右層に訴えるというものだが、問題は、そうした人物を、安倍首相が自民党、しかも自分の息のかかった派閥に取り込んだことだ。

 杉田議員は、昨年秋の衆院選で「日本のこころ」から自民党へと鞍替えした理由として、保守・右派の立場からの言論活動で知られる元アナウンサーの櫻井よしこ氏の熱心な働きかけがあったと自身のツイッターで書いている。そして、その櫻井氏はネット番組『言論テレビ』の中で、「安倍さんが杉田氏は素晴らしい」と杉田議員の鞍替えの内幕について語っている。実際、昨秋の衆院選の最中、安倍首相の地元・山口県での自民党の集会に、首相夫人の安倍昭恵氏と共に参加している。

 

 また、杉田議員は、現在、自民党の中でも、安倍首相の出身派閥で現在も深い関係にある「清和政策研究会」に所属している。杉田議員は正に「安倍チルドレン」だと言えるだろう。

 

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