小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう?

共謀罪採決強行

  • 採決の動画だが、これだけ見ていると、正しい政府に野党がいちゃもんをつけているようにしか見えない。実態は真逆で、傍若無人で多数を占める与党に対し、野党ができることはこのくらいしかないということだ。そうした状況の中で、野党の方々は良い仕事をしていると思う。(https://www.youtube.com/watch?v=Z-Woag_XXWY)
  • つまりは、選挙って大事。狂ったクズみたいなヤツらでも、選挙に勝てば、国を動かせるし、堂々と国を滅ぼせる。
  • 一方で、NHK讀賣がこうした採決のニュースを取り上げないとの指摘もあるが、それはそれでいいんじゃないかと思う。もしすべての放送、すべての新聞が「共謀罪反対」を打ち出したら、それはそれで、逆の意味で多様性のない社会だ。現に共謀罪に賛成している人だっているわけで、そうした人たち向けの放送、新聞があってもいい。もっとも、公共放送たるNHK政府広報に堕しているのは大いに問題だけれども。
  • BBCNHKとの番組交換を中止した、というデマが流れた。NHKがすぐさまそれを否定したそうだが、共謀罪云々に関する偏向ぶりと比較して、ずいぶんと素早い対応だなと嫌味半分で思ってしまう。
  • あと共謀罪とは何の関係もないが、5月16日のコメント欄でどれだけ拒否しても「イリス売ってくれ」と言ってくる人が、2005年10月4日のコメント欄にも同趣旨の書きこみをしている。そして、当初の提案より1万円希望金額が上がっている。こんな経験は初めてで、対応に苦慮している。

 最後は「数の力」で押し切った。「共謀罪」の成立要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を審議した19日の衆院法務委員会。自民、公明両党と日本維新の会は審議時間が「目安」の30時間に達すると、大勢の野党議員からのヤジと怒号にひるむことなく、淡々と採決し、可決した。深まりや歩み寄りのない議事に、国会の内外では嘆きや憤りの声が相次いだ。

 採決強行は、用意周到な「共謀」を基に進められた。

 午後1時過ぎ。日本維新の会丸山穂高氏は、いずれも自民党土屋正忠氏と鈴木淳司委員長に呼びかける形で「質疑終了後、直ちに採決に入るようお願いして終わる」と述べた。すると土屋氏は、鈴木委員長の指名を受け、すぐさま質疑終局と討論省略の動議を読み上げ始めた。

 「何を言っているんだ」「おかしいだろ」。議員席を取り囲むようにして詰めかけた大勢の野党議員から怒号が飛ぶ。野党議員たちは土屋氏、鈴木委員長の順で詰め寄ったが、2人とも動じるそぶりはない。

 2人の発言はヤジでかき消され、何を言っているのかは判然としない。それでも、鈴木委員長の近くに立つ与党議員が身ぶりで起立を促すと、自民、公明、維新の議員が一斉に立ち上がった。

 衆院事務局によると、起立採決は、公明党国重徹氏による付帯決議読み上げとそれを受けた金田勝年法相の発言を挟んで計5回。この間約5分だった。いずれも自民、公明、維新の賛成多数で可決され、散会となった。

 終了後、鈴木委員長はさばさばとした表情で報道陣の前へ。「残念ながらこういう形になった」と述べて立ち去った。

 民進党逢坂誠二氏(野党筆頭理事)は怒りをあらわにした。「だまし討ちだ。こんなの民主主義のプロセスでも何でもない。『法の支配』だとか、よく言えたものだ」。山尾志桜里氏(民進)も「全くもって信じられない、政権与党のやり方だ」と顔を真っ赤にした。

 この日、最後まで報道陣の囲み取材に応じた金田法相はこう述べた。「党派を超えて理解していただくことが大切で、努力は重ねたつもりだ」

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「主任警部モース」
第二話 ニコラスクインの静かな世界
オクスフォード大学の海外学力検定試験評議会のメンバー、ニコラス・クインが自宅で青酸カリを飲んで死亡する。状況は自殺だったが、被害者が座っていた椅子の位置に、モースは疑問を持つ。なぜ隙間風の当たる場所に、わざわざ椅子を置いたのか。クインが目撃されたのは、防火訓練のとき。その後、彼は遺体で見つかるまで、何処で何をしていたのか。難聴を抱えながらも、立派に仕事をしていた彼はなぜ、殺されねばならなかったのか。やがて明らかになる試験問題漏洩の事実。モースが組み立てる仮設は二転三転していく。原作も傑作だが、ドラマも素晴らしい出来。シリーズの中でもベストを争うのではないかと思われる。推理を組み立てては壊し、壊しては組み立てる原作の魅力をどう表現するのかと思っていたが、このような畳みかけの手法できたのね。それにしても、「誤認逮捕」の嵐じゃないかというツッコミはありそうだけれど……