- 都内某所において、銃器の基礎勉強。いろいろと興味深いことを教わる。喫茶店でモデルガンを広げ、狙撃とか弾丸について声高に喋っていたのだが、その夜、共謀罪を定めた「テロ等準備罪」についてのニュースが。金田法務大臣が「一般の団体でも活動が一変した場合は処罰の対象になる」と答弁したらしい。つまりは、私と編集者と講師という一集団が、突然、テーブルに武器を並べ始め、架空のこととはいえ、人殺しの話を始めたら、処罰の対象になり得るわけだ。
- そんなこと、あるわけがないというのは簡単だけれど、成立したら、少なくとも「できる」ようにはなるわけだ。NHKなどのニュースを鵜呑みにして、お上は正しいと信じている思考停止の、それでいて、選挙には必ず行くような爺さまが隣の席で聞き耳を立てていて、あっさりと通報に及ぶ……なんてことは簡単に想像できる。
- それにしても、この金田という人の答弁をネットで見たけれど、酷いなぁ。ネットだからこれがすべてとは言わないけれど、閣僚としての威厳や斬れ味が微塵もなく、「なまくら」という言葉がぴったりくる。
- オオクラがこんなことを言うのもなんだが、首相はボンクラで、法務大臣はナマクラ、防衛大臣にいたっては、マックラだな。