- それならそれで、いいのではないかと思う。安倍政権で辛酸を舐めるのは、若い人たちだ。家族という単位で縛られ、そのうち、自由も制限される。親の介護のため職をあきらめさせられる人も出てくるだろう。軍隊を持つことになるので、当然、兵役だって視界に入ってくる。テロだって起きるだろう。何より、今の世界情勢の中で、家族主義とか憲法改正とかバカなことをやっているから、当然、取り残される。何の取り柄もない、東洋のちっぽけな島国になるわけだ。そんなところで、細々と生きていくことになる。
- 安倍政権に批判的な人の多くは、若い人にそのような無用の苦労をさせたくないと考えているに違いない。そんな中で、若い人たちがそれで構わないというのであれば、それはそれでいいのではないかと思う。つまり、今の流れは必ずしもトップダウンではなく、若い人たちの支持も付与しているわけだから。若い人たちによる憲法改正、大いにけっこうだ。
- 一つ付け加えるのなら、私は今年で49歳。私の父親は59歳でガンになり死んだ。私も80歳とか90歳まで生きることはないだろう。このまま安倍政権のような腐った状態が続いても逃げ切る自信はある。だから、若い人がこれでいいと言うのであれば、もう何もしないで、自分の家族の心配だけをする。
- ちなみに、今の若い人たちが数年、数十年後、どこかの戦地で泥水をすすりながら、「俺たちをこんな目に遭わせるなんて、親の世代の大人たちは何をしていたのか」と恨みに思わないで欲しい。止めようとしていた人はたくさんいたのだ。
アベノミクス「評価」10代の60%、20代の62%
— 盛田隆二『焼け跡のハイヒール』祥伝社 (@product1954) 2017年10月30日
憲法9条改正「賛成」10代の52%、20代の56%
選挙後も「安倍政権継続希望」10代の58%、20代の61%
朝日新聞。選挙権を行使した38万人余の出口調査なので興味深い。
政策面でも20代が最も安倍政権支持。続いて10代。 pic.twitter.com/7wUK0nDLw8