- こんなことを言いだすのであれば……
衆院選公示を明日10日に控え8日、東京・内幸町の日本記者クラブで党首討論が行われ、自民党の安倍晋三首相は自公で過半数ギリギリでも安倍政権を運営していく考えを示した。永田町周辺では50議席減なら退陣とささやかれていることを聞かれ「世界を見ても過半数なら政権を執る。郵政選挙も(勝敗ラインの設定は)過半数だった」と述べた。
森友・加計問題について鍵を握る安倍昭恵夫人、加計孝太郎氏の参考人招致はあるかとの問いには「妻については私が代わりに話している。加計氏はご本人が決めること」と語り「私が関与したとは誰一人言っていない。あの前川(喜平)さんですらだ」と否定した。
希望の党の小池百合子代表は、政権選択選挙にもかかわらず総理候補を挙げないことに「フェアじゃない」と問われたが「新しくできたばかりの党。選挙後に見極めたい」と答えなかった。希望が自民党石破茂氏を首相指名するとの臆測が流れているが「石破さんは今、自民党ですから…」と否定気味に語った。
公約に「30年までに原発ゼロ」と書いたが「核燃料サイクルもやめるのか」と聞かれ「原子力の技術を残していくのも必要。全部なくすのは技術的にどうか」と、原発以外の原子力技術は残していく考えを示した。公約でベーシックインカムの導入を挙げているが「財源は」と問われたが明確な回答はなかった。
立憲民主党の枝野幸男代表は、希望に丸ごと合流できなかった点を「脇が甘い」と指摘されたが「(前原)代表の意見を信じるのは組織人として当たり前だ」と反論した。
- これは大いに問題だ。国民の野次にすら対応できず、怖い怖いと逃げ回っているチキン野郎(ニワトリさん、ごめん)が一国の長となり、憲法を弄び、下手をすれば戦争だ。たとえ戦争が起きるにせよ、こんなチキン野郎が長で勝てるわけがない。
安倍晋三首相(自民党総裁)は7日、千葉県のJR柏駅前で街頭演説した。
7月の東京都議選のアキバ演説で、聴衆から激しいヤジや「辞めろコール」が出たことを踏まえ、ここ2日間、遊説場所を事前告知しない「ステルス遊説」続ける首相。この日も党側の公表はなかったが、駅前には約1000人の聴衆が集まり、「安倍総理を支持します」「お前が国難だ」など、正反対の意見が書かれたプラカードを持った聴衆が混在。険悪な空気も生まれ、一時、騒然とした雰囲気に包まれた。
聴衆の最後部から「安倍辞めろ」とヤジが飛ぶ中、演説を行った首相だが、都議選の「教訓」からヤジには反応せず、演説に集中。「今回は大変大変厳しい選挙だ。是非、力を与えてください。私はけして負けません!。歩みを止めるわけにいきません」と訴えた。
この日、主催側は、首相に批判的なヤジが飛ぶことを、強く警戒。演説前には「『激励』のヤジは最後の方で、拍手をお願いします。演説中は、真剣な思いや視線で、弁士を激励してほしい」と、異例の呼びかけをするひと幕もあった。