Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。こちらには政治的叫びはありません。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう?

挑発にのる、おめでたい人

 

  • やっぱり来たかという駄記事。こういう政権のケツを舐めつつ、自分の勇ましい言動に陶酔している記者が一番危険だ。勇ましい言動は人の支持を集めやすい。ただ、勇ましい言動のもたらす結果については何ら責任を負わないのが常だ。「ミサイル防衛システムの強化とともに、自前の抑止力を持ち、示すしかない」と言い切り、「敵基地攻撃能力の保有は急がなければならない」と煽り、ついには「「非核三原則」の見直しもタブーなしに議論すべき」とぶち上げる。その行き着く先が「日本で核の議論を活発化すれば、それ自体が(中略)一定の抑止力として働く」。冷戦かよ。
  • 北朝鮮の挑発には日本人としてイライラさせられる。だが、その挑発にホイホイ載せられては、相手の術中だ。術中にはまって「核の抑止力」とかおめでたいことを言っている人間が記者なのだから、日本はまだまだ平和だ。

 

北朝鮮が再びこのような暴挙を行ったことは、断じて容認できない」

 北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルをまたも発射したことについて、安倍晋三首相は15日午前、記者団にこう述べた。菅義偉(すが・よしひで)官房長官も記者会見で「繰り返される度を越した挑発行動を、断じて容認できない」と強調した。

 現状を断じて容認できないのはその通りであり、政府高官の表情は一様に厳しいが、ただ同時に、無力感が漂うのも否定できない。

 政府はこれまで、北朝鮮がミサイルを発射したり、核実験を実施したりするたびに、憤りを表明し、強い言葉で抗議してきた。また、国連をはじめ国際社会に働きかけ、米国、韓国などと連携して対北経済制裁決議を主導するなどの外交努力を続けている。日本独自の経済制裁も段階的に強化してきた。

 だが、逆に言うとそれしかできていない。北朝鮮が愚行を思いとどまるような有効な手立ては、一度も打てずにいる。政府内にある無力感のゆえんだ。

 それどころか、北朝鮮の対外窓口機関は13日の報道官声明でこう言い放った。

 「取るに足らない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」

 北朝鮮は日本を、米国に追随するだけで何もできない国だと軽視・嘲笑している。反撃される恐れのない相手など眼中にない。

 「日本も核を持たないし、使わないから北朝鮮も放棄しろと迫ることが一番説得力を持つ」(共産党小池晃書記局長、13日の西日本新聞主催の講演)

 「緊張感を煽(あお)り、敵愾(てきがい)心を燃やすより、国民に平和を与えることだ。ミサイルが飛んで来ない環境を作ることだ」(鳩山由紀夫元首相、15日のツイッター

 日本国内ではこんな能天気な空論も飛び交うが、そもそも北朝鮮は今、日本との対話など求めていない。

 結局、「力の信奉者」である北朝鮮に対しては、ミサイル防衛システムの強化とともに、自前の抑止力を持ち、示すしかない。

 最低限でも、歴代内閣が合憲としてきた敵基地攻撃能力の保有は急がなければならない。これはもはや、日常的に武力攻撃を受ける不安にさらされている国民に対する政治の義務だといえる。これ以上の不作為は許されない。

 さらに、「非核三原則」の見直しもタブーなしに議論すべきだ。日本で核の議論を活発化すれば、それ自体が北朝鮮と関係の深い中国への牽制(けんせい)ともなり、一定の抑止力として働く。(阿比留瑠比)

 

 

  • 一国の首相として、これは、言っておかねばならないことだろう。「おまえの用意した道を進めば、日本に明るい未来はねえよ」とツッコミを入れたくなるのは当然だが、立場上、これは言わなければいけないことだと思う。

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