小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう?

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「メンタリスト」
第5話
ニコール・ギルバートとカーラ・パーマーが行方不明になった。森の中にカーラの車が残され、彼女の刺殺体も発見される。一方、ニコールは付近のコンビニで錯乱状態で見つかった。昨夜の記憶は失っており、カーラを殺した凶器を所持していた。しかも、カーラはニコールの婚約者とつき合っていたらしい。地元警察はニコールを犯人と断定するが、ジェーンは疑問を覚える。彼女の無実を信じるジェーンは彼女の記憶を呼び覚ますべく、捜査を始めるが……。地元の保安官を演じている人が1話の保安官とよく似ていてとまどう。物的証拠がどうのより、ニコールの記憶の問題に焦点が当たっていて、真犯人もすぐに見当がつくし、斬れ味には乏しいけれど、あの手この手のサスペンスとしてはよくできていると思う。

第6話
ネバダとカリフォルニアの州境で、男性のものと思われる手首が見つかる。手には43の文字。まもなく、手首はカジノホテルの経営者、ジェームズ・Q・マイヤーと判明。彼はお守り代わりとして、10万ドルのチップを首にかけていたという。仕事柄、恨みを買うことも多く、マフィアによる制裁の線も捨てられない。さらに、イカサマをしたことで解雇されたディーラーも現れ、捜査は錯綜する。これは大傑作。読心術の達人ジェーンがカジノに入りこむというのは、まさに完璧な道具立て。内容もその優位さを充分活かしたものになっていて、ラストの「童話」までほぼ完璧。「メンタリスト」の代表作となることを約束されていたようなもの。