小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう?

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「相棒9」
第6話
麻薬売買の容疑で、二見興業の手入れが行われた。構成員は十名。ところが、内一名が射殺体となって、事務所内から発見された。逮捕された構成員たちは、薬物事案についてはすべて認めるものの、殺人については、一貫して黙秘を通す。そのため、犯人はもちろん、被害者がいったい誰であるのかも判らない状況となる。そんな中、警視庁上層部に、麻薬取締部の五月女雄が接触する。麻取もまた、二見興業を一年に渡って内定していたのだ。五月女の介入によって、捜査状況は一変する。そんな中、杉下たちは独自の捜査を展開。麻取がひた隠しにするある事実を探り出す。日本の刑事ドラマでこういう形のものが見られるとは思わなかったなぁ。法を遵守すれば、人の命が危険にさらされる。それでも、法で定められた正義は守られねばならないのか。究極の二者択一を相棒の二人に課す脚本はあまりにも見事。同じシチュエーションを作り出すことは、誘拐ものでも、痴情のもつれによる殺人でもできたと思うけれど、よりによって、麻薬捜査とは。やはり、今シーズンの櫻井脚本には神がおりてきている。神の櫻井脚本第二幕でした。