小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう?

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「相棒9」
第4話
入谷のホテルで立松という男が転落死した。タバコを吸おうと非常階段に出て、転落したらしい。状況は事故を示している。立松はサンパウロなど、海外を放浪。久しぶりの帰国だった。杉下は、15年前、立松の祖母が強盗によって殺害されていることに着目する。15年。本来なら時効が成立する月日だが、現在、凶悪事件等の時効は撤廃されている。立松の帰国と祖母殺害の間に関係はあるのか。祖母殺害事件は、迷宮入りとなっているが、現在も所轄警務係長の猪瀬が捜査を続けていることが判る。杉下たちの捜査を拒む、所轄の鑑識課。立松殺しの意外な動機とは……。神・櫻井武晴の第一幕目。これはまさに真骨頂で、発端の事件そのものがしっかりとした骨格で描かれながら、意外な真実を提示しつつ、その裏にあるもう一つの真実をも解決してしまうーーという櫻井脚本にしかできないアクロバットを、今回もまた見事に実行しているところ。過去、同じ形の傑作を何度も目にしてきたが(ネタばれを防ぐため、タイトル等は書かない)、今回もベスト級の傑作。