Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

刑事コロンボ・仮面の男

「おいはぎ天国」と言われる海岸で、男の撲殺死体が発見された。身元を示すものはすべて持ち去られており、強盗の仕業との見方が有力となる。コロンボは被害者が上着を脱がされていたことに着目。被害者の足取りを追い、殺害直前、経営コンサルタント、ネルソン・ブレナーと会っていたことを突き止める。前にも書いたが、私的コロンボベスト1は本作である。これをナンバー1に推す人は日本にはいないと思われるが。何より、パトリック・マクグーハンの演出が素晴らしい。コロンボの登場シーンでこれほど格好良いものはない。CIAが絡むというファンタジックな話であるためか、コロンボをストレートな天才捜査官として見せる、その暴走ぶりがたまらない。セリフの訳も凄い。各登場人物がこれほど活き活きしているものは他にない。特に注目すべきは街のおっさんたち。バーテン、遊園地の親父、デフォンテ氏。本作はNHKの「さよならコロンボ特集」の1本として放映された。当時、購入したばかりのビデオデッキで録画。テープが擦り切れるまで何度も見た覚えがある。本作への思い入れの強さは、その影響が強い。